バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

日光つながりで、言葉の話

2013年07月26日 | 日々の出来事
昨日、STに行って先生に「日光では何したの?」と聞かれたバンビ。

「ジャンプハイヤー」って,,, それ キャンプファイヤーのことだよね(笑)

私は、これって構音的な問題だと思っていたのだけど、先生がバンビに字で書かせたら
「ジャンプハイヤー」って... 同じかい!

つまり、構音の問題じゃなく(もちろんそれもあるんだけど)
彼はキャンプファイヤーを「ジャンプハイヤー」と認知している
キャンプファイヤーと聞いて、「ジャンプハイヤー」と聞き取り理解していた ってことなわけね。
(だいぶなまってるなー

キャンプは外で食事や寝泊まりをすることで
ファイヤーは火のことだよ
だから、キャンプファイヤーや キャンプなんかの時に外で火を焚くことをいうんだよ。
そういう風に教えてやって初めて、キャンプファイヤーがキャンプファイヤーと認知できる。

普通の子にとっては当たり前もしくはすんなり頭に入ることが、バンビにはなかなか難しい。


STの先生には 話し言葉を書くことはおすすめです と言われた。

例えば、バンビに 弟、妹 って書かせてみると、おとーと、いもおと になってしまったり。
普段 よく書いている ”おとうさん、おかあさん” はちゃんと書けても
ひとりっ子で馴染み薄い”弟・妹”は バンビには難しかったりするんだよね。

話しながら、ときどき言葉を文字にして書いてみて、目で確認し覚える そういうのがいいんだとか。


ちなみにこの日の帰り道

私:「バンビには弟も妹もいないから難しかったかなー? 
   バンビにはお兄ちゃんもお姉ちゃんもいないし、ひとりで寂しい?」
バ:「寂しいよ。お兄ちゃんやお姉ちゃんがいたら良かった。」

私:「ごめんね。でも、バンビにはタンタン(猫)がいるよ。
   バンビはタンタンのお兄ちゃんになったんだよ。」
バ:「そっかー。ママ、タンタンを連れてきてくれてありがとう。」

という会話を交わし、何やらほっこりした気持ちになったのでした。

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夏休み始まる、まずは日光林間学校へ。

2013年07月26日 | 日々の出来事
話の内容が前後してるけど、バンビも長い夏休みに入りました。

で、1日おいてすぐ日光の林間学校へ出発!

うちの区の場合、普通級だと5年生で千葉の臨海学校、6年生で日光林間学校に行くんだけど
支援学級は4年生から3年間ずっと日光なんだよね。
区内の支援学級8校合同で行くからそれなりの大人数で、毎年一大イベントってところかな。


というわけで、バンビにとっては初めての林間学校。
まぁ、親元を離れての宿泊自体は、幼稚園の林間保育に始まって
ミニバスケの合宿にも2回参加しているので、そんなに不安は親子ともなかったんだけど
今回は ある意味自立に向けての生活訓練でもあるので
そこら辺ちゃんとできるかなー という心配はあった。

案の定、荷物の出し入れなどは(バンビだけじゃなくほぼ全員)ぐちゃぐちゃだったみたいだし...
お風呂も最近は家でもひとりで入るようにしているのだけど、普段はバスミトンを使わせているので
タオルで洗って、ゆすいで絞って身体を拭いて というのは、練習不足だったかねー というところ。

それでも、2泊3日を楽しく過ごせたようで良かった良かった。
大量に出る食事は事前に先生にお願いして、普段の給食と同じカンジで量を加減してもらったし
でも、こういうイベントの時はやっぱりみんなと同じように食べさせてあげたい気持ちもあるので
ハイキングの後のお楽しみ・牧場のソフトクリームは 制限はかけなかった。

この10年の生活の中で、本人にも「食べすぎはダメだけど、食べたらちゃんと運動する。」というのが根付いているから
親の目がなくてもそこら辺は心配せず過ごせる。

2000円のおこづかいで買ったおみやげは、おじいちゃん・おばあちゃんとお姉さん達(オットの姉とその娘=バンビにとってはいとこ)
ミニバスケのみんなと療育の先生に ということで、パパ・ママにはナシ。
宿で書いて送ってきた葉書も 宛名をオットにしたせいか「おとうさんへ」で私にはナシ。
なんでやねん?
まぁ、楽しく過ごして無事帰ってきてくれれば 私にとってはそれが何よりの喜びだからいいんだけど。

楽しいなりにも、やっぱり集団生活ではバンビなりに気の張るところもあったようで
「バンビは頑張ったんだよねー。」と自分で言っていたから
「ほんとだねー、よく頑張ったね。さすが4年生だね。」と思いっきり誉めておいた。

こういう1つ1つの経験が、バンビの自信になっていくんだろうな。
お疲れ様、バンビ。

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