このブログは何より私の子育ての記録なので
バンビの就労について 書き留めておくのだけど...
2年生になったら類型化というのがあって
一般就労か福祉就労か、明確な線引きではないものの
一応分かれる話は前にも書いたけど
バンビは 結局一般就労を目指すC類型になった。
クラスも変わって、担任の先生も変わる。
昨日初めて保護者会があって、超久しぶりに学校に行ってきた。
新しいクラスは全員C類型なので、クラスの雰囲気は落ち着いているみたい。
ただ、C類型ってことは前にも書いたけど 時間に対してシビアになるので
何をするにつけ時間のかかるバンビは
たぶん着いていくだけでいっぱいいっぱいなんだろうなぁ...。
本当なら1学期のうちにトライアル実習があって
希望すれば外部(企業等)での実習をさせてもらえたはずなんだけど
コロナ対応で 今年度は全員校内実習になってしまった。
バンビも1学期は企業を経験して、2学期は福祉(就労移行支援事業所等)で
と思っていたのだけど
トライアルは2学期以降でそれも3年生優先(当たり前だけど)になったので
どうなることやら...。
で、その校内実習は昨年は2課だったのが、今年は3課に入れて
2週間近くを黙々と頑張ったようだ。
実習で問われるのは作業そのものもそうだけど
それよりわからない時や困った時に自分から確認に行けるかどうか
質問や報告、それに御礼なんかが的確に言えるかどうか
うまくいかない時に自分なりに工夫ができるか とか
一度指導されたことが次から活かせるか とか。
そういう”仕事に取り組む姿勢”みたいなものが大事みたいなんだよね。
バンビはそういうところ根が真面目だから、一生懸命取り組むし
質問や報告は日頃から意識させてやらせるようにしてるから
割とできるみたいで 評価されていた。
緊張もあるのか 吃音がキツくなって、話すのも大変そうだったけど
それでもすごく頑張っていたと思う。
実習が終わり、通常の学校生活に戻って
バンビは今年は”オフィスワーク班”として 様々な仕事の手順をならっている様子。
一度ファイリングがうまくできなくて、二度検品で不合格になった時
泣いてしまって30分くらい固まって何もできなくなってしまったらしい。
うーん、なんて言うか、ブライドと能力がミスマッチなんだよね~。
手先の不器用さとか空間認知とか、本人の努力だけでは如何ともしがたい。
親としては不憫な限り...。
でも、30分で切り替えてそこからはまた仕事に取り組めたようなので
そこは成長と先生にも捉えてもらえたようで良かった。
ハサミの使い方も上手になってきて
あー あの幼少期の苦労も無駄じゃあなかったねぇ。
ただ ”オフィスワーク”も本人それがやりたくて選択したわけではなく
(私としては農園芸がいいかなと思うんだけど、選択肢にはなく)
手先が不器用で体力もないから、清掃は難しく
食品にはあまり行かせたくないし と消去法で選んだ作業班。
パソコンを使った作業もあるようだけど
バンビはまだローマ字を習得してないしなぁ... 道は険しい。
働く ってほんと大変なことだと思う。
定型の子はなんの疑問もなく、高校・大学と進学していったりできるけど
この子達は10代半ばで 働くことを考え、どう生きていくかを模索することになる。
なんかね、その姿は尊くて
お母さん、胸熱。ちょっと涙出てくる...
もうほんとバンビに合ったところが見つかりますように って祈ってる。
ってか、ただ座して待つだけじゃなく 努力して引き寄せねばならないのだけど。
頑張ろうね、バンビ。
お母さんもできることは頑張るから。
これからも成長していこうね。
あの努力は無駄じゃなかったって また言える日がきっと来るはず。
貴重な記録をありがとうございます。
息子はこの4月より私立支援学校の幼稚部に入学しました。その学校は小学部までしかないため就学を悩むところですが、就労につながる就学をしたく思っており、suzuさんの記録がとても参考になります。
とはいえ、就労をどういうのがというのはまだ具体的になく、私としては農福連携の場所がいいなぁとおもいますが、息子の気持ち、そしてこれからの社会がどうなるかが見えないのでぼんやり思っているところです。
にしても、早いですねっ、、、
すでにsuzuさんに出会って4年。4年なのにもうバンビくんが就労を考え、私は就学を考え。。
自分が心身ともに衰えないようにと思います。
もう幼稚園なんですね。
この前赤ちゃんだった気がするのに...
本当によそのお子さんの成長にはびっくりさせられます。
私自身は息子の企業就労にはそんなにこだわってなくて
まぁ、それはお給料はその方がいいでしょうから
行けるものならお世話になりたいとは思うけど
本人のストレス耐性の低さとか、染色体起因の障害の早期退行のこととか考え合わせると
ずっとは難しいだろうなぁ とどこかで考えていたりします。
どこでもいいから本人に居場所があって、毎日を楽しい・幸せと思って暮らせるようであってほしいなぁ。
農福連携は私も憧れる?のですが
近くになかなかないのが痛いところで...
そうそう、まずは親の自分が頭も身体も衰えないよう気合い入れていかないといけないですね。