バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

カレッジに入学しました

2022年04月13日 | 成長記録
 さて、4月1日はバンビが新しく通うことになった福祉型カレッジの入学式。

福祉型カレッジー
ここの場合は 福祉サービスの自立訓練2年と就労移行支援2年を組み合わせて
それを”知的障害者のためのカレッジ”と称しているわけだけど...
(自立訓練と就労継続支援B型を組み合わせているところもあるみたい)
これ、最近のはやりというか
一時 放課後等デイサービスが雨後の筍のごとく増えたように
いろんなところが参入してきているみたいで たぶん今後増えていくであろう
事業形態なんだよね。

まぁ、成長ゆっくりな子が高校卒業してすぐ就労 ってなかなか厳しくて
こういう子ほど社会に出るまでにもっと学びの機会を与えてやれたら 
というのが そもそもの考え方みたいです。
バンビが通うことになったのは そのいわゆる「元祖」
(創立者が自分の障害のあるお嬢さんに学びの場を と考えて始めたそう)

カレッジと言っても、バンビの通うキャンパスは
ビルの2フロア(フロア全部でもないかも)を小さな教室に分けてるだけだけど...

それでも 4年間(特に自立訓練の2年の間に)
生活全般や、金銭管理、SST、文化芸術やスポーツの時間なんかもある。

高等部の3年間が、入学してすぐ”進路はどうする?” がお題になって
実習を繰り返すみたいな生活だったので
こういう形で社会に出るまでのモラトリアム期間を
学生気分で楽しんだって悪くない。

そう思って バンビの進路をカレッジに決めた。
まぁ、何よりすぐに就労というのは 
バンビの高校3年時点の実力では厳しかったしね。


同じキャンパスの新入生は11人。
入学式では 何故かバンビが代表として「誓いの言葉」を読み上げることに...

吃音もあるから大丈夫かな? とは思ったけど
何とか無事終えることができて良かった。
なかなか個性強めな(保護者も含めて)面々のようだったけど
4年間一緒に楽しく過ごせるといいな。

 初めてのスーツ姿

ベストもあるので 肥満スレスレ体型には見えないかもしれないけど
実際には ボトムスはもうXLサイズでないとキツくなっているので
(特にお尻が)
スーツの体系はBB体(ややゆったりめ)
おなか周りに合わせると腕が長すぎたりとか 
スーツ選びはなかなか苦労した。

ちなみに、フレッシャーズのスーツ選びは 2月中旬くらいには行かないと
3月に入るとどんどんハケて、数が少なくなってくるし
何より店舗が混んできて お店や時間帯によっては
店員さんが一人のお客さんにじっくり対応できなくなるんだとか。
下見だけでも先手先手で動いた方が良さそう。
こういうのもやってみないとわからないよねー。経験って大事。

スーツが決まったら、ネクタイやら靴やらの小物も買って
バンビは眼鏡も眼科を替えてから初めての買い替え。
いろんなもの新調したので、お金もだけど 時間と体力もかなり消費した。


そうやってバンビのカレッジライフは無事スタートしたのだけど
早速いろいろ頭を悩まされることが...
長くなるので また別の記事に書きたいと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さよなら 放課後デイ | トップ | これぞプラダーウィリー! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

成長記録」カテゴリの最新記事