土曜日のお昼にマンションの下に移動販売のパン屋さんがやってきて、バンビはよく買いに行きたがる。
大抵はオットと2人で買いに行ってもらうんだけどね。
私と一緒の時は 空いてる時を見計らって、バンビが自分でトングで取って袋に入れるのもやらせたりはしてきた。
ところが今日はオットが仕事で不在、私も何やかや忙しいので、バンビに一人で行ってもらうことにした。
私:「バンビが食べたいパンを2つ、お母さんの分も同じのを買ってきて。」
バンビ:「カレーパンでもいいの? アップルパイもいい?」
私:「いいよ。じゃ、カレーパンとアップルパイを2つずつね。2×2=4(ににんがし)で全部で4個だよ。」
バンビ:「2×2=4(ににんがし)ね。わかった!」
張り切るバンビ。
パン屋さんの音楽が聞こえて来たら「もう行っていい?」と前のめりで出ていった。
おいおい、鍵をかけてないぞ。
”家を出る時は鍵をかける”を習慣づけているはずなのに...。
でも、無事に買えたらしい。
「いつものお兄さんじゃなかったー。ちょっと怖そうなおじさんだったー。たぶん60歳越えてると思う。」何を根拠に?(笑)
自分で袋に入れたの? と聞いたら、「落としちゃいそうだから、おじさんに頼んで入れてもらった。」
まぁ、それはいっか。
ちなみに、バンビは スーパーでもおつりをもらう時も「ここに入れてください。」と直接お財布に入れてもらってるようだ。
学校で買い物訓練の時に、先生がそれを見て「自分で工夫しているのはいいことですね。」と言ってくれたんだけど
それは 私が教えたことではないので、移動支援の時にヘルパーさんが教えてくれたのか
それか他の人がやってるのを見て(お年寄りがそういう風にしているのを私も見かけたことがある)真似をしてるのか。
手が小さいし、不器用なので、お金を落としたり、しまうのに時間がかかったりしがちで...
失敗しそうなら回避するために人に頼る というのも、生きる知恵としてありだもんね。
ここは日本だし、おつりをちょろまかされたりすることもめったにないはず。
私:「鍵かけてなかったよ。」 バ:「しまったー。焦っちゃってさぁ。ごめんなさい。」
私:「おつりが思ってたより多いけど、間違ってないかなぁ?」
バ:「えっ?! ごめんなさい。間違えちゃったかな。でも、レシートないんだよね。どうしよう...。」
いやいや、例え間違いだとしても、計算してるのは店員さんだからバンビが悪いわけじゃない。
「大丈夫だよ。それに、カレーパンとアップルパイは安いのかも。もう気にしないでいいよ。」と言っても
「わぁ、どうしよう。間違えたのかぁ...。失敗したなぁ。」としばらく言い続けていたバンビ。
この辺がPWSなんだよなぁ と思うところ。
お皿を出して、レンジで温めて、お茶を注いで を全部バンビにやってもらって食べたカレーパンとアップルパイはおいしかった。
美味しいね と言ったら、とても嬉しそうだった。
「ちゃんと買えて良かったね。」
ハードルを1つクリアしたことは バンビにとって自信につながっただろう。
この日は午後から 以前通っていた幼稚園OB向けの、療育のお教室のクリスマス会にお招きいただいていたのだけど
それも ”もう中学生ですからバンビくん一人でどうぞ。”と言ってもらったので、行き帰りも含めて初めて一人で参加させた。
後で先生にお電話したら、すごくしっかりしていたとお褒めの言葉をいただき
自己紹介では「フロアホッケーの練習を頑張っています。」と言ってました と様子を教えてもらった。
実は サンドイッチを持ち帰らせてもらったらしいのだけど、それを忘れてきてしまったバンビ。
「ない、ない、どうしよう。誰かに持っていかれちゃった? どっかで落としちゃった?」としばらくは言っていたけど
「いいよ、もう気にしなくて。」と声かけしたら すぐに気持ちの切り替えはできたらしく
泣いたり、しつこくグズグズ言ったりすることもなく、ちょっと意外なほど。
自分はクリスマス会でたっぷり食べたからかな?(笑)
何でも自分でやってみる、1人でやってみる。
やりたい気持ちでワクワク半分、不安でドキドキ半分。
前のめりになったり、後ろ向きになったり。揺れる気持ちがよくわかる。
あぁ、バンビはそうやって成長していくんだなぁ。
パン屋さんも療育の先生もそうだけど、大なり小なりバンビを見守ってくれる人、支援してくれる方がたくさんいて、それは本当にありがたいこと。
バンビに関わってくれる人を一人でも多く増やし、味方になってくれる人を一人でも多く作る。
それが親として 私がバンビにできること。そう思っている。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
大抵はオットと2人で買いに行ってもらうんだけどね。
私と一緒の時は 空いてる時を見計らって、バンビが自分でトングで取って袋に入れるのもやらせたりはしてきた。
ところが今日はオットが仕事で不在、私も何やかや忙しいので、バンビに一人で行ってもらうことにした。
私:「バンビが食べたいパンを2つ、お母さんの分も同じのを買ってきて。」
バンビ:「カレーパンでもいいの? アップルパイもいい?」
私:「いいよ。じゃ、カレーパンとアップルパイを2つずつね。2×2=4(ににんがし)で全部で4個だよ。」
バンビ:「2×2=4(ににんがし)ね。わかった!」
張り切るバンビ。
パン屋さんの音楽が聞こえて来たら「もう行っていい?」と前のめりで出ていった。
おいおい、鍵をかけてないぞ。
”家を出る時は鍵をかける”を習慣づけているはずなのに...。
でも、無事に買えたらしい。
「いつものお兄さんじゃなかったー。ちょっと怖そうなおじさんだったー。たぶん60歳越えてると思う。」何を根拠に?(笑)
自分で袋に入れたの? と聞いたら、「落としちゃいそうだから、おじさんに頼んで入れてもらった。」
まぁ、それはいっか。
ちなみに、バンビは スーパーでもおつりをもらう時も「ここに入れてください。」と直接お財布に入れてもらってるようだ。
学校で買い物訓練の時に、先生がそれを見て「自分で工夫しているのはいいことですね。」と言ってくれたんだけど
それは 私が教えたことではないので、移動支援の時にヘルパーさんが教えてくれたのか
それか他の人がやってるのを見て(お年寄りがそういう風にしているのを私も見かけたことがある)真似をしてるのか。
手が小さいし、不器用なので、お金を落としたり、しまうのに時間がかかったりしがちで...
失敗しそうなら回避するために人に頼る というのも、生きる知恵としてありだもんね。
ここは日本だし、おつりをちょろまかされたりすることもめったにないはず。
私:「鍵かけてなかったよ。」 バ:「しまったー。焦っちゃってさぁ。ごめんなさい。」
私:「おつりが思ってたより多いけど、間違ってないかなぁ?」
バ:「えっ?! ごめんなさい。間違えちゃったかな。でも、レシートないんだよね。どうしよう...。」
いやいや、例え間違いだとしても、計算してるのは店員さんだからバンビが悪いわけじゃない。
「大丈夫だよ。それに、カレーパンとアップルパイは安いのかも。もう気にしないでいいよ。」と言っても
「わぁ、どうしよう。間違えたのかぁ...。失敗したなぁ。」としばらく言い続けていたバンビ。
この辺がPWSなんだよなぁ と思うところ。
お皿を出して、レンジで温めて、お茶を注いで を全部バンビにやってもらって食べたカレーパンとアップルパイはおいしかった。
美味しいね と言ったら、とても嬉しそうだった。
「ちゃんと買えて良かったね。」
ハードルを1つクリアしたことは バンビにとって自信につながっただろう。
この日は午後から 以前通っていた幼稚園OB向けの、療育のお教室のクリスマス会にお招きいただいていたのだけど
それも ”もう中学生ですからバンビくん一人でどうぞ。”と言ってもらったので、行き帰りも含めて初めて一人で参加させた。
後で先生にお電話したら、すごくしっかりしていたとお褒めの言葉をいただき
自己紹介では「フロアホッケーの練習を頑張っています。」と言ってました と様子を教えてもらった。
実は サンドイッチを持ち帰らせてもらったらしいのだけど、それを忘れてきてしまったバンビ。
「ない、ない、どうしよう。誰かに持っていかれちゃった? どっかで落としちゃった?」としばらくは言っていたけど
「いいよ、もう気にしなくて。」と声かけしたら すぐに気持ちの切り替えはできたらしく
泣いたり、しつこくグズグズ言ったりすることもなく、ちょっと意外なほど。
自分はクリスマス会でたっぷり食べたからかな?(笑)
何でも自分でやってみる、1人でやってみる。
やりたい気持ちでワクワク半分、不安でドキドキ半分。
前のめりになったり、後ろ向きになったり。揺れる気持ちがよくわかる。
あぁ、バンビはそうやって成長していくんだなぁ。
パン屋さんも療育の先生もそうだけど、大なり小なりバンビを見守ってくれる人、支援してくれる方がたくさんいて、それは本当にありがたいこと。
バンビに関わってくれる人を一人でも多く増やし、味方になってくれる人を一人でも多く作る。
それが親として 私がバンビにできること。そう思っている。
メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
バンビくんとsuzuさんのやりとりが、微笑ましくて、チョット面白くて何度もこの記事を読んでしまいました(^^)
バンビくんが買い出し含めて全て用意してくれたゴハンは本当に美味しくて楽しかっただろうなぁ! とほっこり♡ そして、ホロリときました。
1人でやってみて、出来た時の達成感! 最高ですね。 バンビくんの周りにあるような温かい繋がりを私も少しでも多く増やして、りんが1人で出来ることを増やしていってあげたい!と、少し気が早いですが心から思いました(≧∀≦)
そして、ゴルフ! 私もパパも良い歳をしてるのに未経験( ; ; ) 自然の中で沢山歩いて楽しく運動できて、本当に良いですね!
あぁ、もっと若いうちに少しくらい習っておけば良かった、、、と後悔してます( ; ; )
笑えるでしょ? バンビの反応はなかなか面白いです。
普通の中学1年生は きっとこんなじゃないんだろうから
幼いっちゃ幼いのですが、でも それがかわいいし(親バカ)楽しいんです。(笑)
ゴルフは意外ですね、りんパパさんもりんママさんもやってそう てか、すごく似合うカンジなのに。
私は バンビのお付き合いでしかやったことないので偉そうなことは言えませんが、きっとこれから始めるのだって悪くないように思いますよ。
それに別にゴルフじゃなくたって、スイミングとかボーリングとか、うーん他にはなんだろう?
家族で楽しめるスポーツはいろいろあると思うし。
りんくんが大きくなっていくうちに、ご家族に合う楽しみを見つけていけるといいですね。