バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

中学校の文化祭①

2016年10月31日 | 日々の出来事
週末、バンビが通う学校の文化祭があったので見に行ってきました。

舞台発表とと展示発表があって、舞台の方は支援学級が1番最初。
今回は器楽合奏ということで、ハンガリー舞曲とカルメンを演奏。

上手な子は、太鼓類でリズムを取ったり、木琴・鉄琴でメロディラインを演奏。
他の子はトライアングル、タンバリン、カスタネット、鈴、シンバル等を担当するんだけど
まぁ、大抵その中から1人2種類、曲のパートに合わせて楽器を取り替えてやるわけ。
でも、バンビ1人、2曲とも最初から最後まで 鈴only...。

 バンビにだけフォーカスしたら、ピンボケ写真みたいw

実は この音楽講師の先生、指導がとても厳しい という声はあちこちから耳にしていて
バンビも一時期 「音楽の先生が恐いから、学校に行きたくない。」と言い出したことがあったんだよね。

まぁ、出来が悪いから、たぶん先生も厳しくせざるを得なかったんだろうとは思うけれど
でも不登校になられたら困るし、どーしたもんかと私も悩んでしまった。

ただ先生それぞれに指導方法ってあるだろうし、それを今更言ってもたぶん変わることは期待薄だろうし
だから、一応 そういうバンビの気持ちを担任の先生に伝え
担任の先生から ”音楽の先生はバンビに何を伝えたくて、そういう風に接しているのか”フォローしてもらう形をお願いしてみた。

結局、担任の先生から音楽の先生にちゃんと話をしてくれたらしく
バンビはもう 恐いとか、行きたくないとは言わなくなった。


そんなことがあったから、鈴onlyでも
演奏の間ずっと集中して先生の指揮を見て、それに合わせてちゃんと演奏していたことは
おー、頑張ったね、バンビ。 というカンジで。

そしたら、後で偶然 その音楽の講師の先生に会って...バンビの母ですと挨拶をしたら
「バンビくん、私のこと恐いって言ってると思いますけど、憎くて言ってるんじゃなくて
 うまくなってほしいと思うあまりのことなので、ごめんなさいね。
 でも、今日見ていただいたとおり、バンビくんは頑張っていてバンビくんなりに進歩が見られます。
 長い目で見てやっていこうと思っているので、お母さんもそう思って見守っていただければ。」と言われた。

思ってたより、いい人だったっていうのは失礼かもしれないけど
まぁ歯に衣着せぬ性格で 言い方が独特なのかもしれないけど、根はサバサバした明るいキャラなんだな という印象。
やっぱり、人から聞いた話はバイアスかかるとこがあって、自分で見聞きして感じたことを信じるのが間違いない よね。

そんなことを思った舞台発表でした。
ほんとは 他の学年の演目も観たかったのだけど、訳あって今回まるで時間がなく...
支援級の発表だけ見て、体育館を後にしたのが心残り。

例年、支援級の発表が朝いちらしいんだけど、そうすると8時45分くらいスタートだから早すぎてまだ参観している父兄の数がほとんどない。
保護者や地域に対して障害者理解を得るためには もう少し後の時間帯でもいいのにね。


展示の方は長くなるので、また別の記事に。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

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