バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

「発達障害の子の子育て応援BOOK」

2015年06月26日 | お気に入り&おすすめ
もう1冊、バンビが通っている塾で紹介してもらった書籍。
とても良いので、ご紹介しておきます。

edu(雑誌です)7月増刊号「発達障害の子の子育て応援BOOK」950円



PWSはいわゆる発達障害とは違うけど、ここに書いていることはあてはまることが多い。
(PWSは小さいうちは大体おとなしいので、自閉症とかのお子さんに比べれば(それも個人差はもちろんあるだろうけど)
 むしろ子育ては楽だなー と思ってしまうくらいだけどね。)

児童精神科医・佐々木正美先生の凸凹子育てアドバイス
「できること」を増やすための工夫
 1.子どもの視野の中に入って話しかける
 2.指示は目に見える形で伝える
 3.注意するときは短い言葉で、具体的&肯定的に
 4.できたらほめる


「お母さんへ」
 ・大切に育てられたと実感できること。それが何より重要です。
 ・子供から頼られたことだけすればいい。   ←手助けは必要だけど、やりすぎない。
 ・「みんなと同じ」である必要はありません。 ←比べない子育て


他にも 特別支援教育士スーパーバイザー 阿部俊彦先生の
・大人が望むことをしたからほめるのではなく、その子がいちばんほめてほしいところをほめる。
・ほめたりポジティブに接していたりしているから、叱ることが効果的になる。
・自分を大事にできるお母さんは、子供を大事にできるようになります。


これなんかもまさにそのとおり!
(わかっていても、なかなかできなかったりするけど。)

他にも 発達障害とか特別支援の世界では名の知れた先生方(木村順先生とかも)が
ペアレントトレーニングのこととか、自尊心貯金、聞き取りトレーニング、子どもに幸福力をつける etc.
知って役に立つ情報をとても読みやすく書いてある。

ただ、どちらかというと就学前に知っておけば良かったー というカンジの話ではあるかな。
(もちろん思春期にさしかかった子どもにも当てはまることは多いけど)
特に小さいお子さんのパパ・ママ 良かったら読んでみてくださいね。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

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2 コメント

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Unknown (マーチ)
2015-06-28 09:31:24
おはようございます。
さっそく調べてみました
でも、販売中止、との文字…
あぁ、読んでみたかったです。ほんと、気になる記事ばかり。

少し気になってたことが書いてありました。
ペアトレなんですが、まだ例の本を読んでいないので、私の理解不足だったり、認識の誤りだったりするのでしょうけど。
読めば、「なるほど」となるのでしょうけど。

『してほしい行動を褒める』
実はこれに違和感を感じていたんです。
それって、大人目線…?
親の都合なのか…?

もちろん、親がしてほしいことをして、ストレスが減れば、子どももストレス減るだろうし。
行動を正すことが目的ではなく、行動を変える?代える?ことで、少しでも生活しやすくなるのでしょうし。

ん~、やっぱり最後まできちんと読んでみます。
すみません、的外れなことを。

今回ご紹介いただいた本に、大人が望むことをしたからほめるのではなく、こどもがほめてほしいことほめる、とゆうような事が書かれているようだったので、思いきって、違和感をつぶやいてみました。
だからこそ、こちらも読んでみたかったです。




最近の記事も拝見させていただいています。とても参考になる情報、本当にありがとうございます。

乳幼児期って、大事だなぁって思っていましたが、大事じゃない時期なんて、ないんですよね。
アプローチする問題が変化するPWSが故になんでしょうか。

いろいろ悩みます。楽しみながら
返信する
マーチさん♪ (suzu)
2015-06-30 13:15:02
あらら、販売中止でしたか?一時的なものかな...
Amazonではまだあるようですよ。eduで検索すると出てきますので、良かったら。

ペアトレの例の本は翻訳ものなので、言い回しがどうもピンと来ない とか、日本の生活事情にこれって合わないんじゃ 的なところがあるのは私も感じました。

”してほしいことをほめる”というのも、”してほしい”が確かにちょっとひっかかりますよね。わかります。
私は勝手に”善い行い”という風に解釈していました。まぁこれも漠然としてますが...。

PWS的には大変なのは思春期以降特に って話で、乳幼児期はおとなしいから楽だと思いますが(それも個人差があるので、当然あてはならない場合もあるでしょうけど)
ただ、”三つ子の魂百まで”は健常児・障害児関わらず言えることだと思います。
小学校就学までにどういう親子関係を築くかはその後に大きく影響するように感じています。

悩まない子育てなんてきっとないでしょうからね。
一緒に頑張っていきましょう。
返信する

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