本日の城山湖では、MP-1改の調整と運用を行いました。
ノーマルのホイップを長いホイップに置き換えたあのエレメントです。
コイルを最小にしてホイップを全部伸ばすと21.4MHzに合いました。SWRはベタ落ちで非常に広域。21MHzのほぼフルサイズになりました。
21.2MHzくらいで使いたい時はコイルをほんの少しスライドさせて長さを稼いでやればOKでした。
これは期待できそうです。
これより高い24MHz帯、28MHz帯については、ロッドアンテナの長さを調整していきます。
28MHzにあってはMP-1の下部エレメント、コイル部も全部外してもフルサイズとして使えます。
50MHzの5/8λは、SWRがあまり落ちなかったのですが、コールド側を少しいじっていけば落ちそうな雰囲気がありました。
うまくいけば6mの5/8λで使えるかも知れません。
7~18MHzはコイルを伸ばして使いますが、エレメントが1.5m程長くなった分コイルは短く使い、短縮率も下がって帯域の広いアンテナになります。
どのバンドも十分SWRが落ち、帯域が広くなりました。
オプションの3.5MHz用コイルを使い、エレメント最大、元々のコイルを最大にしてみましたが、3MHzを割るくらい。1.9MHzに出るにはさらなるコイルが必要になりそうです。
ロッド最大でコイルを縮めましたがバンド内に入らず。仕方ないのでコイル最小でエレメントが一番長くなるように調整しました。結果長くないアンテナになってしまい、ロングロッドの効果が薄れてしまいました。3.5MHzは長い状態で一工夫したいです。
さらに1.9MHzに同調できたら嬉しいですね。
運用の方ですが、
さすがに7MHzは結構メーターが振れるようになりました。59の局を呼ぶとこちらは少々弱く聞こえるようで反応は苦しそうな印象でしたが、2m程度のモビホよりはいいと思いますし、垂直偏波で打ち上げ角が低いのでガツンとはいかないのだと思います。4m弱クラスのアンテナとしては十分の性能が出たと思います。
21MHzはさすがにフルサイズ。沖縄の局と一発で交信できました。良い感じです。
24も28もフルサイズです。50MHzはラジアル線を短くまとめないとダメですが。
かなり長くなり、期待が持てるアンテナとなりましたが、そよ風程度では倒れません。地面からまっすぐ立っているので倒れてもアンテナにはさほどダメージは無さそうでこの点もFBです。
来年の富士山頂からは期待していてください。(笑)