長年待ち望み、さらに予想より数年も待たせた太陽の活動がようやく活発になりました。本当に長かった暗黒時代。
今日もHFは賑わって世界中の電波がアチコチ飛び交っています。バンドや時間帯でどんどん変化していくのも醍醐味です。
特にこのところハイバンド(21MHzとか28MHz)が好調で、モービルホイップでも北米、ヨーロッパ、オーストラリアなどが59で聞こえてきたりしています。もちろん59も振っていればこちらの小さなアンテナでも平気で届いて交信成立します。
待ちに待ってようやくやってきたこのコンディション、ボケーッと交信しないで居ると暗黒時代になって後悔しますよ。次の暗黒が開けるときには生きていないかも知れないのですから。
国内QSO派の方も、この機会に是非海外QSOにチャレンジしてみてください。
海外から日本人が運用されている場合は日本語でOK。
それ以外は主に英語ですが、お稼ぎモードの局はコールサインと59しか言いませんから簡単です。
あとは、こんにちは、とか、名前とQTHで73です。
著名なDXerはQRZ.comで調べれば名前もQTHもわかりますから、それはあとで補完して、自分のニックネームと大まかなQTHを言えば殆どのQSOに対応できます。
相手が何を言ってきても、その内容が不明でも、これを伝えればなんとかなります。
RIGやアンテナの紹介になった時のための送る文章はメモを用意して読みあげてしまいましょう。
すべて決まり文句ですから、予め用意しておいて読みあげてしまえばいいんです。
QTHは関東の人なら、 ニア トウキョー で十分です。たまにJCC聞いてくる親日家の方もいらっしゃいますけど。
CWならもっと簡単。
メモリーキーヤーに
1 コールサイン
2 R 5NN TU
3 R DE コールサイン 5NN TU
を入れておけば、1と2を順に押して送るだけで交信できてしまうんです。
3は、コールサインを間違えられた時の予備で、2の代わりに使います。
名前を交換する方は多いので、
4 BK GM UR 5NN IN TOKYO OP ニックネーム(2回) BK
などを登録しておくといいかも知れません。
パソコンからキーボードでCWを送信できるシステムを導入すれば、パソコン側にいくらでもプリセットできますし、キーボードを叩いてもCWが出ますからさらに快適に運用できます。
レポートが5NNで無い時は自分でパドルや電鍵で送ってくださいね。
たったこれだけで、コンディションが良ければたくさんの局と交信できます。
最初に書いたようにアンテナも小さくても全然OK。ダイポールを張っても28MHzの場合は5mでお手軽です。
恵みのコンディションを楽しみましょう。