先日城山湖でVCHアンテナを使用したところ、なぜかSWRが3以下にならず困っていたのですが、今回は一部仕様を変えて再挑戦しました。
以前のままでもあっさりSWRが落ちていたのにダメだったのがどうも納得がいかなくて、もう一度やってみたわけです。
自作バランをやめて同軸からエレメント直付けにしてみました。
今日は無問題であっさりSWRが1.3に落ちて快調に使用出来ました。
(´ε`;)ウーン…、自作バランの配線がおかしくなったのかな・・・これはちょっと直さないといけませんね。
7MHz、50W、フィールド運用で2交信して満足した後、このアンテナで10MHz、14MHzにも挑戦してみました。
コイルのタップの位置を探り、よりSWRが下がるよう、コールドエレメントを折ったりして長さを変えます。コールド側の長さを変えると同調点も動くのでその分コイルのタップの位置を変えます。今日の短い時間でのチャレンジでは、SWRが2を切るかどうか、という感じでした。インピーダンスを測ればどっちを多くすればいいかわかるので、もうちょっと時間をかけてベストの位置を探ってみます。
7MHzでの動作では、電気長が1/2波長、ホット側約15m(コイルによって電気長は長くなる)、コールド側約5mと、比率は3:1ではありますが、バンドが高くなるとホット側の短縮率が下がるので、3:1を維持すればいいという訳でも無さそうです。
さて、10MHzや14MHzはコイルをどんどんキャンセルして少なく使うのですが、逆に積極的にコイルを使って1/2波長電圧給電(それに耐えるタイプのカップラーで給電)という手もあります。この場合、コールドエレメントは不要ですが、数十センチつけておくと(電圧給電とは言えなくなりますが)カップラーの負担は軽くなり、1クラス耐圧が低いバリコンでも使用可能となるはずです。
ただ問題は、どうやって1/2波長の同調点を探るかです。給電点のインピーダンスが跳ね上がったところが1/2波長ということでしょう。短縮コイルが途中にあるとエレメントの長さだけでは電気長の予想がつかず大変です。
明日はVCHアンテナのエレメントを使って10~28MHzでの電圧給電に挑戦してみようと思います。
外はずいぶん雨が降ってますけど・・・。