テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ にっこり♪を名作で ~

2025-02-23 22:03:51 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むむッ、こおりがァじゃりじゃりィ~?」

「がるる!ぐるがるぅっる!」(←訳:虎です!氷結しちゃった!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 《天皇誕生日》の祝日、《富士山の日》でもある今日は、

 庭のバケツのお水が見事に凍る寒さ……!

 冷え切った手指を温めながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

  

 

 

        ―― 動物のお医者さん 愛蔵版 1 ――

 

 

 著者は佐々木倫子(ささき・のりこ)さん、

 単行本初版は1989年に、

 画像の愛蔵版は2013年10月に発行されました。

 

「ちょびィくゥ~んッ!」

「ぐるるぅる!」(←訳:ヒヨちゃん!)

 

 言わずと知れた”国民的動物コメディ”コミック、

 ハスキー犬なる怖~い顔のワンコが存在することを

 世に知らしめた傑作です♫

 

 私ネーさ、既に通常のコミック版を所持しているのですが、

 表紙カバーに傷がつき、

 紙の日焼けも目についたので、

 思い切って買い替えることにしました。

 で、買い替えついでに

 あらためて読み直してみましたら――

 

「うふふふふふゥ!」

「がる~る」(←訳:面白~い!)

 

 それは、或る冬の夜のこと。

 通っている高校から

 地下鉄駅への近道をしようと、

 H大学の構内を歩いていた

 ふたりの高校生――

 西根公輝(にしね・まさき)くんこと

 ハムテルくん、

 二階堂昭夫(にかいどう・あきお)くんのふたりが

 出会ったのは。

 

 般若顔の、見慣れぬ生きもの……?

 

「わんこォなのでス!」

「ぐるがるるる!」(←訳:仔犬なんだよ!)

 

 仔犬の落とし主は、

 H大学の獣医学部病院学講座の

 漆原信(うるしはら・まこと)教授。

 

 アミで仔犬を捕獲し、

 解剖実習棟へ去ろうとする漆原教授を、

 ハムテルくんは思わず呼び止めてしまいます。

 

 だって、

 アミの目越しにこちらを見、

 キャンキャンと鳴く仔犬の姿が………ああ、もう!

 

「きょうじゅゥ、まッてェ!」

「がるるる!」(←訳:その子を!)

 

 漆原教授は、天啓を受けたのでしょうか。

 

  《ワタシにはキミの未来が見える

   キミは将来~~

   獣医になる!!

  

   このカシオミニを賭けてもいい》

 

 との名言、じゃなくて予言とともに、

 ハムテルくんの腕に仔犬を預け、

 夜の大学に消えていったのです。

 

 かくして、仔犬は、

 西根家の一員となりました。

 

「まだまだァ、これからッ!」

「ぐるるるがるるぐる!」(←訳:ここからが始まりだよ!)

 

 教授の暗示にまんまと引っ掛かり?

 H大の獣医学部を目指す

 ハムテルくんと二階堂くん。

 

 チョビと名付けられた仔犬ちゃん、

 猫のミケちゃん、ニワトリのヒヨちゃん、

 スナネズミの大家族や、

 院生の菱沼聖子(ひしぬま・せいこ)さん、

 菅原(すがわら)教授他、

 個性強烈なキャラに包囲されながらの、

 学生&学究生活は……どうなる?

 

 令和の現在、

 『動物のお医者さん』は

 『文庫版(全8巻)』、

 『愛蔵版(全6巻)』、

 『新装版(全12巻)』が

 入手可能となっているようです。

 いちばん新しいのは『新装版』ですね。

 

 コミックス第1巻刊行から

 30年以上が経過しても

 変わらぬ面白さの『動物のお医者さん』、

 名作を読み返したい!という方々、

 まだ読んだことなくて……という方々も、

 春の読書タイムに、ぜひ~♪

コメント
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