ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

お母さんにもリーダーシップの機能

2019年07月07日 | 生きる意味
リーダー的役割には、あまり縁が無かった。
 
と、いうのも、私は幼い頃から注目されるのが苦手で、
 
学校で手をあげて発言することのない
 
大人しい子どもだったからです。
 
年間100本の講演や講義をしている現在の私からは、想像つかないかもしれません。
 
なので、心理カウンセラーの育成をするようになってから
リーダー的役割をするのとになり、
どうすれば、グループを率いていけるのか?
 
私にとっては、とても、難しい課題です。
 
心理学の勉強をしていると「リーダーシップ理論」というのが出できます。
 
三隅二不二(みすみじゅうじ)は、リーダーシップの機能を
「維持機能(Maintenance)」と「集団目標達成機能(Performance)」に分けました。
 
リーダーにPが備わっていれば、組織は成果をあげられるようになり、
 
Mが備わっていれば、組織はチームワークを強化できるようになる。
 
4つの型に分けられます。
 
①PM型(PもMも共に大きい)
目標を明確に示し、成果をあげられると共に、集団をまとめる力もある理想型。
 
②Pm型(Pが大きく、Mが小さい)
目標を明確に示し、成果を上げるが、
集団をまとめる力が弱い。成果は上げるが人望がないタイプ。
 
③pMが(Pが小さく、Mが大きい)
集団をまとめる力はあるが、成果を上げる力が弱い。
人望はあるが、仕事は今ひとつというタイプ。
 
④pm型(Pが小さく、Mも小さい)
成果を上げる力も、集団をまとめる力も弱い。
リーダー失格タイプ。
 
なるほど、PもMもどちらも備わっていれば
生産性、成員間のモラル向上と凝集性とも最も高くなるということだそうです。
 
 
こうして、学んでみると、
お母さんという役割は、
案外リーダーシップの機能を求められるもののように思います。
 
家族をまとめる、
学生時代に自分が選んだ友だちとは違うママ友と仲良くするなどという維持機能と
子どもを自立に向けて育てる、
専業主婦なら夫の生産性を向上するなどという集団目標達成機能。
 
そう考えると、お母さんって、大変。
 
私も、子育て中に練習させてもらった気もするなあ。
 
写真は、神奈川県三浦半島。
 
コメント
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