今読んでいる本『幸田家のしつけ』(橋本敏男・平凡社新書)に、「露伴語録」として興味深い言葉が。
―先生と呼ばれるにはそれだけの心構えがいる。惜しい時間も割いてあげようし、親切心も分けようというものだ。おまえ、おれの間柄とはわけが違う。わたしの今までに先生と呼ばれて、ほんとうに気もちよくうけとれたことは多くないのだ。(『ちぎれ雲』所収「すがの」)―
?露伴は人が安易に「先生」と呼びかけてくることを批判した。いたずらなおべっかを嫌ったのだ。文(あや)には、人を先生と呼ぶなら、よくよく気をつけて押し太いところのないように、上滑りしないように、人を先生と呼ぶことを恥じないだけの資格を整えてからにしてもらいたい、とクギをさしている。
なかなか奥深いことが書いてあります。宮崎修二朗翁もこのような考えをお持ちでした。うっかり「先生」と呼ぶと叱られたもの。今は、許して下さってますが。
用海公民館での「宮水ジュニア・子ども将棋教室」、今日が今年最終回でした。
今年度後期第3回目。二十数人が参加。
久斗丈一さん、藤永幸男さん、藤原皓平さんの助けを得ながら、充実した講座を終えました。自己満足か?
次は1月19日です。
みんな元気で来てくれるかな?
・
今日で今年の「子ども将棋」の全てが終了しました。
毎週の用海公民館での「子ども将棋教室」、用海小学校での「将棋クラブ」指導、そして、教育委員会主催の「宮水ジュニア」。
夏過ぎまで体調がイマイチでしたが、なんとか無事に終えました。
来年も子どもたちと触れあって元気を頂こう。