昨日、矢原繁長展の帰りに途中下車して「神戸文学館」の「時実新子展」を覗いてきた。
文学館の玄関、重厚感があっていいですねえ。
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新子さんの匂いのするものがいっぱい展示されていた。
これは神戸新聞の記事。文芸欄の選者が一斉に交代になった時の記事だ。これには裏話がある。担当者だった有井基さんからお聞きしたスゴイ話が。いつか書けるだろうか?
これは手紙類。わたしもたくさん頂いている。端正な文字を書く人だった。
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これは、「デイリースポーツ」紙の連載エッセー「男たちよ」。デイリーの文化欄は、坂本昌昭記者が担当で、新子さんに助けてもらったとおっしゃっていた。実は、わたしこの「男たちよ」に一度登場させて頂いている。
新子さんの衣装。
著書。
ここに写っている記念の鉛筆セット、わたし新子さんから戴きました。今も大切に保存してます。
原稿はいつも一発で書いたと仰っていた。
新子さんは、川柳の天才だったが、また散文も見事だった。
たっぷりと新子ワールドに浸かってきました。
新子さんのご息女、安藤まどかさんによる「新子さんと私」という講演が4月13日にある。楽しみだ。
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この時実新子展すごいですね。衣装展まであるのだから。
大昔私も川柳をしていたものですから、友人から遥か昔の新子さんの御様子は伺っています。それから、まどかさん、どうされていらっしゃるかと長いあいだ、噂を聞きませんでしたが、このようにご活躍されていらっしゃるのですね。まどかさん(当時17歳くらい?)とは、その昔同じ結社の同人同士の時期がありました。その頃は吹田まどか、のペンネイムでしたが。
「あじさいの、息の根止めて、パパ花束よ!」
彼女の作品こうしてまだ記憶しています。
そうですか、まどかさんと。
それはそれは。