お贈りいただいていた詩集『ちから詰まる日』(岩崎風子著・思潮社刊)を読ませていただきました。
敢えて帯を外して表紙をお目にかけます。
装画は著者ご本人の手になるもの。「書」に優れた人でもあります。
毎年いただく年賀状は勢いのある見事な毛筆でのもの。
もう昔、神戸の詩人伊勢田史郎さんとご一緒に「喫茶・輪」にご来訪いただいたこともありました。
この詩集には「あとがき」も跋文もがありません。
詩作品は、豊富な語彙に彩られています。艶やかともいえるような言葉の数々。
それが綾なすよに。
これは表題詩「ちから詰まる日」。
←クリック
想像的な描写ですが、「妙」ともいえます。
これは「雪の果樹園」。
←クリック
次は「寒夜開く」。
←クリック
第一連の7行、見事な言葉の展開です。
そして巻末の「潮騒」。
←クリック
巻中で最も短い詩。
終わりの3行、わたしには謎です。
はじめて知る
序(はじめ)という意味を
だまって告げたい人がいる
岩崎さんの一風変わった詩の世界、楽しませていただきました。ありがとうございました。
『コーヒーカップの耳』 おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。
敢えて帯を外して表紙をお目にかけます。
装画は著者ご本人の手になるもの。「書」に優れた人でもあります。
毎年いただく年賀状は勢いのある見事な毛筆でのもの。
もう昔、神戸の詩人伊勢田史郎さんとご一緒に「喫茶・輪」にご来訪いただいたこともありました。
この詩集には「あとがき」も跋文もがありません。
詩作品は、豊富な語彙に彩られています。艶やかともいえるような言葉の数々。
それが綾なすよに。
これは表題詩「ちから詰まる日」。
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想像的な描写ですが、「妙」ともいえます。
これは「雪の果樹園」。
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次は「寒夜開く」。
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第一連の7行、見事な言葉の展開です。
そして巻末の「潮騒」。
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巻中で最も短い詩。
終わりの3行、わたしには謎です。
はじめて知る
序(はじめ)という意味を
だまって告げたい人がいる
岩崎さんの一風変わった詩の世界、楽しませていただきました。ありがとうございました。
『コーヒーカップの耳』 おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。