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竹内浩三のこと

2023-08-08 13:45:30 | 足立巻一先生
原稿を書くために読む必要が出てきて、『無名兵士の記録 戦死ヤアワレ』(足立巻一著・1982年・新潮社刊)を出してきた。



その最後の章、「戦死ヤアハレ」を読んだ。40年も昔に読んでますが、さすがに具体的な内容はほとんど忘れてます。
本の表題は「アレ」。しかし章のタイトルは「アレ」になっている。
これは足立先生の工夫ですね。

本の間から思わぬものがでてきた。



六段のマッチのラベル。足立巻一先生の色紙を使ってあるもの。
懐かしい。

それは別として、桑島玄二さんが出てきて、この本と深い関わりがある。
足立先生が情報提供し、重要な人を紹介し、桑島さんは良い本を出版することになる、そんな話が出ている。
その本、『兵士の詩 戦中詩人論』(理論社)、『純白の花負いて 詩人竹内浩三の”筑波日記”』(理論社)、そしてこれは編集工房ノアからの『物言わざれば』(編集工房ノア)の計三冊。
これらもわたしは持っているはずだと探したが見つからない。
どこかにあるんだけどなあ。
あの震災以来、わたしの昔の書斎は物置になってしまっていて、本が無茶苦茶になったまま、整理がついていない。
どうしたらいいんでしょうか?
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