語り部は細見竹雄さん91歳。
偶然、うちの父親とタケオという名が同じだ。但し、漢字は違う。
うちは武男。生きていたら、丁度100歳になる。
・
昨日紹介した写真。
武男が手づくりで作った食器である。
一番上のしゃもじ。金属でできている。どうして作ったのだろうか。
これについてこんなことを言っていた。
「おかゆなど熱いものを食べるのに困った。唇がやけどするから」と。
それで、木で作ったのが2番目のスプーン。
これ、ガラス片で削って作ってある。つまみの所の模様なんかもいじらしい。
その下の箸も木切れを削って作っている。堅そうな木である。
そして、一番下の小刀。鉄片を利用している。
父は話した。
「これはな、…」
この先はここには書けない。
人が究極で生きることの壮絶な話。
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手作りの食器。手放さずに持ち帰られ父から息子へ・・
おじちゃんの生きた証がいまakaruさんの手元にあるのですね。
大事に保管しておられたakaruさんも立派です。
これから先、どのように保管したらいいのか。