喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『独り寝のとき』

2015-08-19 17:58:29 | 
H美さんを通じて戴きました詩集、『独り寝のとき』(奥田和子著)です。

ほとんど短詩が八十余篇。
この奥田さんは”杉山平一命”の人だ。
作品全体から杉山先生の面差しが伝わって来る。
といっても杉山先生の物まねではない。しかし影響は受けているといった感じ。
これなんかどうでしょうか。
あ、申し遅れましたが、この詩集にはたくさんの杉山先生のカット絵が散りばめられております。それを見るだけでも楽しいかな?

前後しますが、巻頭の「序の詩」が意表をついて面白かった。
さて「つながる」でしょうか?

この人、杉山命の人と書きました。
こんな詩が終わりの方にあります。

そして、ここから後の20ページあまりは杉山先生のことばかり書いてあります。
足立先生といい、杉山先生といい、兵庫県には過去、素晴らしい詩人がいらっしゃいました。いえいえ、今もいらっしゃいますよ。でもね、父親のように慕える、そして尊敬できる詩人はもう…。自分がそれだけ年がいったということもありますが。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブルーの『咲友よ』2 | トップ | 声は若いが »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事