今朝の神戸新聞「本」欄に季村敏夫さんが。
季村さんとは言葉を交わしたことはありませんが、講演をお聞きしたことがあります。
静かなしゃべり口ですが、うちに秘めた情熱を感じさせる人でした。
今回紹介されている『神戸のモダニズムⅡ』(ゆまに書房)ですが、かなりの力作のようです。
こんな言葉が。「今の詩人はきれい事ばかりだが、生々しい対立の中からしか真の文学など生まれない」。ラジカルですねえ。わたしはゴメンナサイというしかない。そして、神戸詩人事件に関連して「関係者の多くは戦後、事件について口を閉ざした。一方でことさら英雄的に語りたがる者も。」と。鋭い指摘だ。それ、誰ですか?とお聞きしたいが、おっしゃらないだろうな。その親族まだ存命ですもんね。
あ、この本、26250円です。
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