喫茶 輪

コーヒーカップの耳

退院しました。

2020-12-14 14:19:57 | 健康・病気
6日間入院してましたが、今日お昼に退院してきました。

10月に入院した時は一人部屋を申し込んでいたのですが、満室ということで特別室に入れてもらったのでした。あれは最高でした。
ところが今回、やはり一人部屋をおねがいしてあったのですが、またも満室。しかし今回は二人部屋になってしまいました。
これはえらい違い、と少々がっかりしたのですが、結果的にはこれが良かったかな?
相室になった人と気が合って楽しかったのです。
カーテン(障子)越しにいろんな話をして飽きることがなかったです。
4人部屋ならこうはいかないでしょう。二人だけだから遠慮なく声を出せました。

そうしてしゃべっている時に、私の方の看護師さんがやってきて、わたしの処置をしてくれる時に、隣から話し声がするのを、わたしへのものだとは思わず、「隣は隣で誰かと話していると思った」とびっくりしておられた。
面白かったです。

そのO形さんに拙著『完本コーヒーカップの耳』を家内に持ってきてもらって進呈しました。
この人ならちゃんと読んでくださると思って。
するとO形さんから、こんな本がプレゼントされました。

『ホセ・ムヒカの言葉』です。
「世界でもっとも貧しい大統領』のサブタイトル。
わたしも気になっていた本です。

病院で、あっという間に読んでしまいましたが、中にこんな記述があります。
《(略)アメリカの記者が、ムヒカのことを”ラテンアメリカのネルソン・マンデラ”と呼ぶと、彼はクスクス笑ってから言った。「いえ、彼は刑務所の中で28年も過ごしたんですよ。でも、わたしはたったの14年。》
彼はその笑顔からは考えられない過酷な刑務所暮らしをした人なのです。

病院で、あっという間に読んでしまいましたが、このホセさん、魅力的な人です。
今の人類にとって大切な人。
日本にもこんな人欲しいな。
O形さんと話したことだった。
「日本の政治家に、この人の足の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいね」と。
因みに、O形さんのご尊父は生前短歌を熱心になさっていたとのこと。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 休業延長のお知らせ | トップ | 「現代詩神戸」271号 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

健康・病気」カテゴリの最新記事