最近、わたしのそばから次々に親しい人がいなくなってしまう。
淋しくて仕方がない。
自分がそのような年齢になってきたということなのだろうが…。
A立さん、F田さん、I上さん、F田さん夫人、O出さん、W本さん、弟、先月にはK重さん。
ここ一、二年の間に。ホントに次々だ。
そして昨日ほぼ1年ぶりにやってきたHさん。
以前、「喫茶・輪」が定食でにぎわっていたころ、毎日ご来店下さっていた常連さんだ。
「治らん病気になってしもた。昨日検査入院から退院してきたんやけど」と。
今のところ治療法がない病と診断されたのだと。
挨拶にやってきて下さったのだ。そして、
「マスター、持ってたやろ?」と言って「尊厳死の宣言書」を求められた。
以前「こんなのを用意してある」と話したことがあったのを彼は覚えていて。
机の引き出しに原稿のコピーがあったので渡してあげた。
「字も書きにくくなってきたから、今のうちに…」と言って。
あんなに元気だった人が。
まだ64歳。
「いついい治療法が発見されるかもしれないから希望を捨てずに」と励ましたが、辛い。
「喫茶輪」をオープンしたのが198712月年だったから今年12月には30周年を迎える。
そりゃあ、昔の常連さんの中から亡くなる人が出て来ても仕方ありませんが、このようにお若い人は辛い。
年を取るということは、身の回りから次々と親しい人をはぎ取られてゆくことなのだろうか?
自分の残り時間を考えてしまう。
淋しくて仕方がない。
自分がそのような年齢になってきたということなのだろうが…。
A立さん、F田さん、I上さん、F田さん夫人、O出さん、W本さん、弟、先月にはK重さん。
ここ一、二年の間に。ホントに次々だ。
そして昨日ほぼ1年ぶりにやってきたHさん。
以前、「喫茶・輪」が定食でにぎわっていたころ、毎日ご来店下さっていた常連さんだ。
「治らん病気になってしもた。昨日検査入院から退院してきたんやけど」と。
今のところ治療法がない病と診断されたのだと。
挨拶にやってきて下さったのだ。そして、
「マスター、持ってたやろ?」と言って「尊厳死の宣言書」を求められた。
以前「こんなのを用意してある」と話したことがあったのを彼は覚えていて。
机の引き出しに原稿のコピーがあったので渡してあげた。
「字も書きにくくなってきたから、今のうちに…」と言って。
あんなに元気だった人が。
まだ64歳。
「いついい治療法が発見されるかもしれないから希望を捨てずに」と励ましたが、辛い。
「喫茶輪」をオープンしたのが198712月年だったから今年12月には30周年を迎える。
そりゃあ、昔の常連さんの中から亡くなる人が出て来ても仕方ありませんが、このようにお若い人は辛い。
年を取るということは、身の回りから次々と親しい人をはぎ取られてゆくことなのだろうか?
自分の残り時間を考えてしまう。