読み始めた本。
神戸の消防署職員の中蔦清吾さん(新人教育などなさっていたと宮崎翁から聞いたことがある人)が読んでみてください、と送ってきてくださった本。
『失くした「手」を探して』(小畑延子著・皓星社・2018年10月)
副題に「ある書家の旅路」とあります。
ということでこれは著者小畑延子さんの自伝。
最初の二行。
《事故が起きた。
(略)五歳の私に両手を切断するという事故が起きた。》
そして最後に「あとがき」がわりの詩が一篇。
出会いにつむがれた私の人生は
ありがとうがいっぱい
五歳の時、私は母に聞いたらしい
「手はいつ生えてくるの?」と
七十五歳になった今
はっきりと答えることができる
私には手がある
この最初の行と最終行の間にはどのようなドラマがあるのだろうか?
この本もわたしは、あっという間に読んでしまいそうだ。
神戸の消防署職員の中蔦清吾さん(新人教育などなさっていたと宮崎翁から聞いたことがある人)が読んでみてください、と送ってきてくださった本。
『失くした「手」を探して』(小畑延子著・皓星社・2018年10月)
副題に「ある書家の旅路」とあります。
ということでこれは著者小畑延子さんの自伝。
最初の二行。
《事故が起きた。
(略)五歳の私に両手を切断するという事故が起きた。》
そして最後に「あとがき」がわりの詩が一篇。
出会いにつむがれた私の人生は
ありがとうがいっぱい
五歳の時、私は母に聞いたらしい
「手はいつ生えてくるの?」と
七十五歳になった今
はっきりと答えることができる
私には手がある
この最初の行と最終行の間にはどのようなドラマがあるのだろうか?
この本もわたしは、あっという間に読んでしまいそうだ。