喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「現代詩神戸」251号

2016-01-22 09:39:37 | 
年末にお送り頂いていた詩誌「現代詩神戸」251号を今ごろ読ませて頂いた。

優れた書き手が多い中、わたしは次の三篇に心を動かされた。
どれも技術的には特に優れているとはいえないのかも知れないが(失礼!お許しを)。
先ず、中川道子さんの「突然に名前」です。


ここに出てくるK氏とは喜志邦三のこと。
ここにありますように三浦洸一が歌ってヒットした「踊り子」や ♪ラララ赤い花束 車に積んで♪ の「春の唄」の作詞者でもあります。その「春の唄」の碑が西宮市北口にあることはちょっと前にこのブログで写真と共に紹介しました。
中川さんをわたし知りませんが、心の中をとつとつと語るようなこの詩は、わたし好きです。

次が西村好子さんの「電話する私」


西村さんも、わたしは知りません。
けど、この詩、淡々と書き綴っているような詩ですが、心打ちます。

そして、大賀二郎さんの「淡路島の海外旅行」。


優れた詩とは言い難いと思うのですが(妄言お許しください)なんかいいですねえ。大賀さんとも私は交流がありませんが、お姿は知ってます。

今号の「現代詩神戸」には、かつて詩誌「火曜日」でわたしと同じ同人だった人も何人か参加しておられます。親しみの持てる号でした。
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