喫茶 輪

コーヒーカップの耳

安水先生のこと

2017-05-13 08:07:44 | 
今朝の神戸新聞に、安水稔和先生の新しく出された詩集『甦る』のことが。




平松正子さんが書いておられるのだが、ちょっとびっくりすることが。
安水先生、神戸新聞の詩の欄の選者を降りられると。
「死ぬまでやる」とおっしゃっていたと思うのだが、「過去の作品をまとめる仕事も立て込んできたことなどから、1985年から担ってきた詩壇選者を退任することになった」とある。
先生、たしかわたしより一回り上。ご自分の残り時間を考えられたのだ。
1985年からとなっているが、それは足立巻一先生がお亡くなりになった時からということ。
もう32年にもなるのだ。
長い間ご苦労様でした。しかし楽しかったのでしょうね。

後継者は時里二郎さんだという。
昨夏、鈴木漠さんの『連句茶話』のお祝いの席でお会いした。
教養の深い詩人です。
また新たな選評が楽しめるでしょう。

あ、この安水先生が選者を降りられるということで、わたしが今書いている原稿を手直ししなければいけなくなった。
もう今日にでも送稿しようと思っていたのだが、ギリギリセーフ。
「安水先生は今も現役で選者を…」などと書いている個所があるので。
しかもこの原稿、締め切りをわたしの勘違いで間違っていたのです。
本来なら10日までに送稿してしまっていたのでした。やれやれ、怪我の功名とはこのこと。
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新聞紹介『触媒のうた』

2017-05-11 07:04:23 | 触媒のうた
発行はまだなのですが、今朝の神戸新聞で紹介されました。
『触媒のうた』です。
「喫茶・輪」ではすでに先行販売していて、もう100冊以上が旅立ちました。
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バカでした!

2017-05-10 14:41:22 | 原稿
バカでした!
『触媒のうた』出版のことで心せわしくしていました。
でも頭の片隅で、「書かなくては」とは思っていたのです。
もう大分前に依頼を受けていたある雑誌の原稿。
5月末締めきりだと思い込んでいました。
そして今日、そろそろ書こうか、と思って、依頼書の要綱を読みました。
原稿用紙5枚というのは分かっていたのですが…。
締め切りを見てびっくり。
「5月10日ごろ」となっているではありませんか!
今日です。もう「うわ~っ!」でした。
「ごろ」となっているのにすがる気持ちで編集責任者に電話。
「大丈夫です」と言ってもらえましたが、当然なるべく早く書かなくてはなりません。
先ほど、ダダ~~~ッと草稿を書きました。
でもまだ一枚足りません。
さあ、どうふくらますか。
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宮崎翁の取材を仲介

2017-05-09 15:58:22 | 宮崎修二朗翁
宮崎翁を訪ねてきました。
翁にお会いして話を聞きたいという人があり、仲介を頼まれたのです。
翁、「今日はちょっと頭がボーッとしてます」ということで、話のテンポがいつもより少しゆっくり気味でした。

でも、中にわたしも初めて聞く貴重な話がありました。
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将棋クラブ 今年度第一回目

2017-05-08 16:26:22 | 将棋
今年度最初のクラブ活動の日で用海小学校へ。
今年は25人と、これまでの最高人数ではなかったかな?
最初ということで、部長と副部長の選出、そして今年度の活動内容をみんなで考えるなどに時間を使う。
残った時間が約15分。でも、せっかくだからフリー対局を時間までやりました。
担当のF田先生は、前任のY田先生よりも指導力がありそう。
少しはやりやすくなるかな?
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『早く家へ帰りたい』

2017-05-08 08:47:27 | 
昨日、ある人に久しぶりに会いに行きました。
以前からわたしの書くものを読んで下さっている86歳の老僧です。
昔、詩の教室に出入りしたことがあるとのことで、わたしと話が合うのです。
『触媒のうた』をお持ちしたのでした。
話が弾み、こんな詩集を貸して下さいました。


『獨樂』(高野喜久雄・1957年)
もう60年も昔の本です。
老僧が若き日に愛読したとおっしゃる。
パラパラと見てみたが、なるほど多感な青春時代の文学といった感じ。
老僧の若き日の姿が見えるようだ。

そしてもう一冊。

『早く家へ帰りたい』(高階杞一・1995年・偕成社)
これも少し読んだが、泣けますね。
老僧がおっしゃるには、「ジュンク堂で買って帰りに、早く読みたくて途中で喫茶店に入って読んだんですが、泣けてしまいました」と。
さもありなんです。いい詩集です。

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用海幼稚園

2017-05-07 21:07:29 | 西宮のこと
今夜、勤労会館で用海地域の団体協議会総会がありました。
そこで聞いた情報。
用海幼稚園が今年度入園の子どもが30人に満たず、これで3年連続の30人未満。規定で2年後には休園になるのだと。まあ実質廃園ですね。
うちの子ども二人が昔お世話になり、そのうち長男の時にはPTA会長をさせて頂いて、いい経験が出来たのでした。
まことに淋しいことではありますが、これも世の流れでしょうか。
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「六甲」2017年5月号

2017-05-07 09:27:52 | 文学
「六甲」5月号が届きました。
歌集を頂いたことのある田岡さんと牧野さんの作品が同じページに。
←二段階クリックで。

田岡さんの作品は今回も軽いユーモアが漂っていて、わたしは好きです。
見かけは軽いが内容は、噛みしめれば深いものがあります。
牧野さんもいつも通り、端整な景色が見えるもの。
お二人、個性はそれぞれですが、共通しているのはご自分を客観化して捕えておられること。
わたしも心しなければと思います。

今号の「湯気の向こうから」は「中国よみもの」と題して書かせて頂きました。
一年前の5月号からページを頂いていて、今回で13回目。同人の方に感謝いたします。
←二段階クリックで。
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書くというのは…

2017-05-07 08:47:02 | 文学
今朝の神戸新聞、木皿泉(脚本家)のエッセイ「木皿食堂」に感じ入った。
「還暦」と題された文章の中の次の一節。
《書くというのは怖ろしいことである。全部出し切るということは、自分が無能だということに気づいてしまうことでもある。しかし、不思議なもので、その無能さをいったん受け入れると、怖いものなど何もなくなって、厚かましく何でも書けてしまう。》
わたしなんぞはプロではないが、なにか共感出来る気がします。
このあと文章は、《人生もそうだなと思う。…》と続き、テーマは別のところにあるのだが興味深かった。
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出石行

2017-05-06 07:20:16 | 出石
4・5日と出石へ行きました。
天候に恵まれ、いつも大都会で暮らしている大阪の孫たちは自然の中で大喜び。
帰りが近づくと「時間がもう一度、来る前に戻ってほしい」と言ったりして。


家内の古郷、奥小野です。


ホテルの部屋からの眺め。


お城の下の川で自然と戯れるsato。

出石城跡で。 

家老屋敷の見学。 

春の出石を楽しんで帰ってきました。
しかし帰りの渋滞にはホトホト閉口しました。楽しいことには苦労がつきものですね。
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だいせんじがけだらなよさ カルメン・マキ  

2017-05-03 07:31:03 | 触媒のうた
昨日、宮崎修二朗先生に『触媒のうた』をお届けしてきました。
喜んで下さいました。
お元気なうちにお渡し出来て心からホッとしています。
その『触媒のうた』の中にこの曲に関連する話があります。
しかしなぜだろ?「だいせんじがけだらなよさ」(カルメンマキ)のyoutubeが抹消されている。
あれが哀愁を帯びたいい曲だったのに。

「さよならだけが人生ならば」  カルメン・マキ  1969年
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「図書」~私の三冊~

2017-05-02 17:48:57 | 出久根達郎さん
「図書」の岩波文庫創刊90年記念「私の三冊」を見ていて、おおっ!と思った。


同じ見開きにわたしが交流する二人の作家が。

お一人は出久根達郎さん。
今度の拙著『触媒のうた』に身に余る帯文を提供して下さった直木賞作家である。

この文章の前(前頁)に二行ある。
●出久根達郎(作家)
①『にんじん』(ルナアル/岸田国士訳)

もうお一人はドリアン助川さん。

言わずと知れた『あん』の作家。

なんかうれしいですね。
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先行販売『触媒のうた』

2017-05-02 15:59:06 | 触媒のうた
『触媒のうた』(神戸新聞総合出版センター)ですが、書店に並ぶのは5月20日ごろの予定です。
「喫茶・輪」では、それに先だって販売(1800円+税)いたします。

よろしくお願い致します。
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足立成子さん三回忌。

2017-05-01 14:54:02 | 宮っ子
写真、右端が足立成子さん。

わたし以外は皆さんお亡くなりになってます。
足立さんは今日5月1日がお亡くなりになって丸2年。
ご命日です。三回忌です。
ということで家内と葛馬さんと3人でお墓参りに行ってきました。
「宮っ子」頑張ってますよと報告してきました。
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『触媒のうた』出来上がる。

2017-05-01 09:56:54 | 触媒のうた
『触媒のうた』が出来上がってきました。
神戸新聞総合出版センターからの刊行です。
326ページ。1800円+(税)

お読み頂ければ幸いです。
読んだ人を決してがっかりはさせません。
それはわたしの筆力のせいではなく、ひとえに秘話を提供して下さった宮崎修二朗翁のネタの凄さ故です。
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