ほんの一睡の間といえども、自分の栄華を夢見たい。
邯鄲夢の枕は、ほんの一眠りの間に我が身の栄華の
一生を夢に見るはなし。しかし、その栄華がいかに
常ならざるもので、はかないことかを知るものであった。
この一年。仕事だけでなく色々な事に付き合いがあり、
気がついたらもう12月。いいことあったかなぁ~。
無かったわけではないだろうが、これからのことに考
えが及ぶと、先々あれもこれもと気が重くなるもの。
せめて邯鄲の夢の枕のように、いい夢を見たいものだ。
2005年。残すところ後一月。そんな眠りが欲しい
と考えるのは、私だけだろうか..。
昨日は久しぶりに五時おきであったが、今朝は六時で
あった。早起きできず、困ったものである。
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どんな栄華もはかないものと言うと、敦盛の一節も思い出す。
「人間五〇年、下天の内を比ぶれば、夢幻の..」である。
これからの年末、あれやこれやと出費がつづく。
一方、収入はこの方右肩下がり、増税もささやかれ、良いことがないなぁ~。
やっぱり、邯鄲夢の枕にあこがれる。
<写真撮影:2005.11.21> 2005年 地理の部屋と佐渡島
かんりんさんはそれほどでも~と思われていらっしゃるかもしれませんが、私のこの一年を振り返った時、
一番のいいことは、かんりにんさんに約25年ぶりに再会できたこと。他の同郷のみんなもそれぞれ元気で頑張っていたことが本当に嬉しかったです。
それだけで私は十分。自分の思い通りにはならない日々だけど邯鄲夢の枕いらないなぁ。
1年もあとこの1ヶ月だけ。来るお正月でまた1年がリセットされます。消え行く時間だからこそ、この1ヶ月で何かを自分の中に残さなくてはと思っています。出会った方からや書物から得た知恵、心楽しい思い出などに感謝できる12月31日を迎えたいと思っています。
コメントありがとうございました。
確かに、同窓の仲間との再会はとて
も楽しいものでした。
ただ、私は欲深いんでしょうねぇ~。
今以上とか、見たいこと、体験した
いことも多々あるし。
仕事や地域のことにももっともっとと
考えてしまうことがあったりして..。
今年はゆっくり除夜の金を聞いて、
そんな煩悩の一つ一つを洗い流してみ
ようか..(笑)。
明日の夜、今年最後の佐渡取材のため
帰省しようと思っています。
海上の具合と天候が心配です。