国道350号が小木半島にさしかかると、左折で小比叡山蓮華峰寺(こびえいさんれんげぶじ)、右折で素浜(そばま)海岸との道路標識を目にする。 その交差点を右折、素浜海岸をめざすとタバコ畑が広がる。半島上部は幾たびもの隆起的変動をうけて高台となった乏水地である。したがって、水田が容易にできる土地とは言えぬので、田畑混在の一帯となる。
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バンカープランツ。天敵をひきつけ目的とする作物を害虫から守るための植栽物。
農業の世界には色々なテクニックがあるものと感心するが、ソルゴーはソルガムの仲間で、現在かなりの利用が進んでいるようだ。昨年佐渡市赤泊地区で見かけたが、今年は小木半島で..。これがソルゴーであるとの確信はないが、たぶんそうであろう。ソルゴーは調べてみるとなかなか面白い。当サイトは農業のそれではないが、この様なもの . . . 本文を読む
小さな漁村から小さな漁船が出漁。
漁場がどこかはわからぬが、果たしてこの日の漁獲は..。
手前の防波堤に釣り具類が..。
さてさて、こちらの釣果も少し気になる。
お盆の真昼。西三川での風景であった。
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写真撮影:2006.08.14 佐渡市西三川
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国道350号が真野湾岸にさしかかり、右手に海を見ながら小木方面へと進んでいくと、大小の岩からなる浜がしばらく続く。そこを現地では越の長浜と呼んでいる。そんな海岸沿いに、観光バスが一様に徐行する場所がある。それがこの人面岩のある場所である。
岩から少し離れた国道沿いから見るのがちょうど良い。やや上の方を見ている人の顔のシルエットが浮かび上がる。
自然の造形は意図してなされるわけではない . . . 本文を読む
忙しい二日間が始まろうとする8月22日朝。自宅前にてイラガの幼虫を見かけた。もちろん触ってはいけない。久しぶりに見かけた。この手の毛虫類は嫌われ者である。益虫とは決して言えず、見つかれば駆除されるべき対象であろう。
我が家の庭は、この夏、バラと西洋石楠花がアメシロの幼虫ですっかりやられてしまった。猫の額ほどの小さな庭とはいえ、結果としてにくいほど葉を食い荒らしてくれた。したがって、この手 . . . 本文を読む
国道350号を両津から市役所のある金井へと向かう途中、三瀬川または吉井のバス停付近の道を右折するとよい。ワンダーバレー佐渡の看板も良い目印になる。 山へと向かう道を進んでいき、集落がとぎれたころ、山の麓に水田が広がる。そんな水田を眼下に見下ろす丘陵末端に羽黒神社がある。その名は以前より知ってはいたが、見物に至ったのは今回が初めてのことである。 鬱蒼とした杉木立の社叢に包まれ、社殿と能舞台は昼なお . . . 本文を読む
半蔵金に行く際必ず寄る所が二ヶ所ある。それは神社とカンダイク(諸久商店)前の自動販売機。だいたい月一回ペースで訪問を継続している。
半蔵金の震災後は、神社を中心に風景は随分変わった。それは第一に震災によるもの。第二にそれへの復旧工事によるものである。カンダイクは震災後ほどなく、もとの店から向かいの建物の一室へと移り、営業を継続していた。今ではかつての場所に新装なって、あの一室は工事関係の事務 . . . 本文を読む
樹液の出る木は、日中カナブン、スズメバチ、タテハチョウの類で賑わう。
林間のレストランではそれぞれが場所取りで騒ぎとなることが多い。自分のイメージとしてはカナブンのどん欲さは群を抜いているような気がする。スズメバチがいてもなかなかどうして..遠慮がない。この日はスズメバチがいないから、カナブンにしてみれば最も手強いのは同類か..。時折仲間を追いやろうとして争いが絶えなかった。
夜間で . . . 本文を読む
長岡市から小千谷へ向かう際、たいがいの場合は国道17号を行く。かつての17号は小千谷市内へと入る際、信濃川右岸の崖下の道を通っていた。もう随分前になるが、妙見堰の完成と共に、国道17号は妙見町で信濃川左岸へと渡るルートとなっていた。
しかし、それ以降も旧17号(国道291号)を使うドライバーは多く、崖下の道はこの地域にとっては大切な通り道であった。
10月23日。午後5時56分。最初の大き . . . 本文を読む
今夏、佐渡帰省したおりのことについて語りたい。
【金北山へと沈む夕日に思う】
湖畔とは加茂湖のことである。正確には湖畔の吉田屋ホテル前と言っておこう。佐渡島民であればおおよその位置はつかめるだろう。
金北山の標高は1172m。自分の立つ位置はほぼ海抜0mであるから、山の標高がそのまま日の沈む地点との標高差となる。従って日没とは言えど随分高い位置で向こうへと見えなくなってしまうことになる。 . . . 本文を読む
加茂湖から日没をのぞんだ場合、日は金北山へと沈んでいく。
1172mの標高があるので、比較的高い位置で山の向こうへと消えていく。背後に茜色を従えての大佐渡のシルエットは実に美しいのであるが、湖岸の風景もその色合いの変化と共に味わい深いものとなる。
沈む日とは全く関わりのない角度での写真(今ひとつ写りがはっきりしないが..)。たまにはこんなものもと..。
さて、ここしばらく、特 . . . 本文を読む
ノコギリクワガタと同じく、甥っ子が飼っている。彼はまだ小学校三年生。特に詳しい知識はないのであるが、それでも精一杯の飼い方をしている。色々と話し相手になっていたら、質問攻めに閉口することになった。
聞いたところによると、親戚の敷地にカブトムシ、クワガタムシの集まる木があるのだという。気にはなったが、日中はスズメバチの楽園になっているという。今度帰省した際はそんな場面でも良いから見てみたい . . . 本文を読む
佐渡の実家でのこと。甥っ子が大切にしているノコギリクワガタを見せてくれた。
なんていったかなぁ~。一口にノコギリクワガタと言っても種類があったはずだ。子供時代は図鑑などをよく見ていたので..。すっかり記憶が遠のいている自分がもどかしい。
つんつんと指先でつつくと、ぐいぐいと大あごをあげ、「なんだ」と言わんばかりに気合いが入っていく。ノコギリクワガタは実に反応の良いクワガタである。
少 . . . 本文を読む
とにもかくにも連日の猛暑にはまいる。珍しく我が家はクーラーを連日付けている。寝る時もまたしかり。おかげで普段別々で寝ている家族全員が、一部屋に集まってクーラーのもとで安眠を確保している。
さて、涼しい風景を求めたい。たまたま出かけた信濃川左岸のハイブ長岡というコンベンションホール前での風景である。日差しはさすがに強いが、それでも近寄ると心なしか涼しさを感じる。よ~く見ると虹まで架かってい . . . 本文を読む
加茂湖橋を渡り、湖と平行する通りを実家へと向かう。両津は砂州上のまち。幾筋かの通りがあるが、地形的形状に従う碁盤目状の街路形態をしている。従って、直交する道路があると湖か両津湾が見えると言うことになる。
ただ砂州中央の標高が最も高いので、中心をなす国道をはずすと、たいがいは海か湖のどちらかしか望めない。
今回は湖側を歩いたので見えるのは加茂湖である。傾き始めた日の光のせいで、加茂湖はわ . . . 本文を読む