スウェーデンの首都ストックホルムはスカンディナビア半島東部、ボスニア湾とバルト海の境界に近い沿岸部からやや内陸に入ったところにある町。緯度としてはノルウェーの首都オスロとさほど変わらないが、標高が低いせいであろうか最寒月である二月の平均気温が-2.4℃と-3℃を下回らず、かろうじて温帯に区分されている。一方最暖月の七月が17.4℃であるため、気候区分としては西岸海洋性気候と区分される。
さて . . . 本文を読む
▲写真① えちご
【海上保安庁】
海上保安庁の潜水士達を題材にした「海猿」という映画・ドラマがあると聞く。ドラマでは刑事・警察や、自衛隊などは良く登場するが、海上保安庁を題材にしたものはめずらしい。 さて、沿岸部に住むものにとって海上保安庁はそうそう珍しい存在ではない。その主たる任務はというと、陸上に警察があるように、海上の交通安全から不審船の取り締まりまでを任務としてい . . . 本文を読む
両津の町郊外に貝喰川という川がある。大佐渡の山並みから流れ下り、加茂湖に注ぎ込む川だ。この川は山から下ると運んできた土砂を堆積し、しだいに自身の川底をも高める天井川となった。
羽越水害だっただろうか?子供の頃にこの川の堤防は決壊し、流域の水田地帯を大量の砂礫で埋めてしまったことがある。天井川の川底は周囲より高いので、その堤防が切れるとなると被害は甚大だ。このせいで、父母に連れられ幾度か家 . . . 本文を読む
▲写真①
海難供養句碑とある。梅津川河口手前(浜梅津)の小さな公園。佐渡は島国なので、船上に生きる者たちも数多い。海は穏やかな時もあるが荒れる時もある。
▲写真②
海を望む湾奥のこの地に、遭難した船乗りを供養する立派な句碑が建っていた。いつどのような事故によるものかはわからない。表には仲間を悼む一句(写真③)。裏面にはこの句碑を建 . . . 本文を読む
県都新潟から見ると首都圏への主要通路は三つのルートが考えられる。北から磐越道・関越道(+北陸道)・上信越道(+北陸道)である。これらには平行する鉄道もある。磐越西線・上越線・信越線である。中でも動脈としての重要度は関越道である。首都圏への交通を考えると、高速道・上越線・新幹線と三つのルートが平行することからだ。途中新潟県第二の都市長岡市を通過することもあるのでなおのことである。
さて、話を . . . 本文を読む
関越自動車道を越後川口インターで降り、国道117号線に出るとすぐの交差点にデイリーストアーがある。この辺は小千谷市塩殿、河岸段丘の美しい信濃川沿いの集落だ。震災発生直後は国道117号は行くも帰るもできぬ状態になった。
一帯の家屋に大きな被害が出たのかどうかはわからぬが、道路の被害だけを考えると被害が軽微で済んでいるとは思えない。デイリーストアー近辺の斜面上の家屋など、一見家そのものは壊れはし . . . 本文を読む
(子曰く、)書は言を尽くさず、言は意を尽くさず。
しょはげんをつくさず、げんはいをつくさず。
自分の言いたいことを書で書き尽くすことはできない。
自分の伝えたい誠意は言葉で言い尽くせない。
自分の言いたいこと、伝えたい誠意、どうやって人に伝えよう。なか
なか難しい。特に疑念を持たれていたり、いさかいがあったような時は
なおのこと。自分の真意を誤って受け取られているので . . . 本文を読む
釣り人にとっては磯釣りのメインターゲット。石鯛(いしだい)は成魚となるとそのサイズもそうだが、顔つきはかなりどう猛な雰囲気になる。幼魚の時ははっきりと見える横縞もやがてはっきりとは見えなくなり、口の周り(頭部)は黒ずむ。そのため石鯛の成魚をクチグロと呼ぶことがある。カタベとはその石鯛の幼魚のことを呼ぶ佐渡での呼称だ。
近縁(?)の仲間にイシガキダイがいる。同じく磯釣師憧れの魚。成魚となるとク . . . 本文を読む
▲写真①
朝日川づたいに東山トンネルへ向かった9月19日。トンネルの向こうへは行けなかった。引き返して塩殿方面へと向かう途中、寺沢バス停のあるあたりで周囲の風景を撮影した。遠巻きに見える集落背後の崖崩れ(写真①)が目に入ったためだ。山間部は同じ場所を行って引き返すこととなっても、取材上困らぬ事が多々ある。行きで見えなかったものが帰りに見えると言うことがあるからだ。
&nb . . . 本文を読む
本日早起きをし、久しぶりに釣りに行った。場所は柏崎の西防波堤。連休三日目の今日は朝から小雨がぱらつくあいにくの天気。家を出たのは朝の5時少し前。柏崎にはだいたい45分くらい見ていればよい。防波堤を歩いて釣り場が決まったのは6時少し前であった。 今朝の海は少しうねりがあり、テトラ帯に打ち寄せられる波が時折しぶきを上げる。とはいえ、釣りにくいわけでもない。はやる気持ちを抑えながら、ルアー(メタルジグ . . . 本文を読む
被災地にも春、そして夏がおとずれた。季節の移り変わりと共に風景
は変化してきた。また、そんな季節変化だけでなく復旧工事による変化
も徐々にではあるが確認できる。
昨日は9月23日(秋分の日)であった。これからちょうど一月後が
震災発生から一年という事になる。思えばもうそんなに月日がたったの
かと思わずにはいられない。
様々な場所を見てまわり、その後の被災地の様子を細々と紹介してき
た . . . 本文を読む
小千谷市東山地区へ浦柄という集落から入った。昨年の震災時はこの東山地区一帯は大変な被害が出たのだが、集落を流れ下る朝日川について前回は紹介した。
既述の地点から朝日川沿いの道路を進むと、やがて上越新幹線の線路が谷間に顔を出す。その手前や周囲には大きな崖崩れ現場があり、この道を進んできた時には広いむき出しの斜面が非常に目立つ。今回はその辺で撮影してきた写真を紹介する。途中若干の説明を入れるが、 . . . 本文を読む
オスロは北欧ノルウェーの首都である。北緯60度付近にあるにもかかわらず、比較的温暖な都市と言える(とはいえ、冷帯ではある。)。
オスロの最寒月とその平均気温は2月の-5.9℃である。旭川のそれは1月で-7.8℃、帯広では1月の-7.7℃。この北海道の2都市は緯度にしてみると北緯45度にすら達していない。
かなりの高緯度の割に真冬の気温がそんなに低下しないのには理由がある。これはヨーロッ . . . 本文を読む
▲浦柄を流れ下る朝日川
小千谷市東山地区への入口は浦柄という集落。昨年の震災時はこの東山地区一帯は大変な被害が出た。周囲の斜面から崩れ落ちた土砂が朝日川を堰き止め、集落内の道路が川となった。また、場所によっては家屋の中や下を川の水が流れていく様も報道され、多くの人の同情を集めたところである。 今でもこの川の周囲にはむき出しの斜面が多く、雨が降るたびにまた新たな土砂が川に流れ . . . 本文を読む
中村雅俊さんの司会。今日(9/22)のゲストは森山良子さんと平川地一丁目。
平川地一丁目は佐渡島に住む兄高校生と弟中学生のデュオ。今夜初めてテレ
ビで二人の姿を拝見。
当方は世代からすると森山派であるが、久しぶりに若者のアコギ・デュオを
見た感がある。まだ無垢な部分を残した若者。その素朴なコメントには今時の
テレビをにぎわす若いタレント達とは一線を画すものを感じた。
そんな二人 . . . 本文を読む