地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

今年も勉強・キノコシリーズ2020① オキナクサハツ?

2020年07月31日 05時09分59秒 | 動植物
写真撮影:2020.07.11     ヤマケイカラー名鑑『日本のきのこ』では、毒きのことして紹介されている。ところが参考サイトなどを見てみると、辛いし臭いとか書かれている。試している強者がいるのに驚きである。夏~秋に見られるというので、7月上旬のこの風景は範囲内であろう。昨年も撮影している。雑木林の地表で見かけるキノコである。  さて、キノコに関しては特に昨年の秋にはまった記憶が . . . 本文を読む

カキラン 2020.07.11

2020年07月30日 05時05分24秒 | 動植物
写真撮影:2020.07.11    長岡市郊外の東山丘陵。それも比較的低地で見つけた。山へと向かう道路の脇だ。道を作る際に路肩を切り崩したら帯水層があらわになったのだろうか、20~30mの間その斜面は濡れていた。カキランは湿地で見ると言うが、環境は申し分ない。斜面ではあるものの、地層から供給される水が彼らに潤いある環境を提供し続けるだろう。おかげで撮影は難儀した。少し見上げるような . . . 本文を読む

イワガラミ 2020.07.05

2020年07月29日 05時01分13秒 | 動植物
写真撮影:2020.07.05    遠巻きにはよく似た感じで見られ、ツルアジサイと間違えそうである。参考サイトの「松江の花図鑑」の解説はありがたい。原文引用。 ■ツルアジサイの所では、「よく似たイワガラミは装飾花の萼片が1個、葉の鋸歯は粗く先が刺状になる。」とあり、■イワガラミのところでは、「似たものにツルアジサイがあり、装飾花は3~4個の萼片をつけ、葉は細かな鋸歯が多数ある。」 . . . 本文を読む

カワミドリ他 2020.07.05

2020年07月28日 05時09分52秒 | 動植物
写真撮影:2020.07.05   生薬の名は「かっこう」というそうだ。  鳥の名では聞くが草花からとれる薬でとなると、いささか面白みが出る。川縁でその姿を見たことがあるが、真木林道脇の道ばたでも見ることがある。シソ科かぁ。なあるほどという感じもする。花期に全草採取。いやいや、地理佐渡は毎度撮るだけである。なお、風邪に効くようなことを参考サイトには書いてあった。コロナにも効いて欲し . . . 本文を読む

六万騎山・六万騎城跡入口

2020年07月27日 05時06分33秒 | 新潟地理歴史
新潟地理歴史・写真撮影:2020.07.05  八海山から派生する尾根筋の先端部に六万騎山(標高321m)は位置する。城は南北朝時代からと言われるが、上田長尾氏の重要な城の一つであったようだ。元々山は六万寺と称したようであるが、江戸時代に六万騎と改められたという。この城跡を巡るトレッキングルートは約一時間のコースだという。早春にはかたくりが見事と聞く。     Ph . . . 本文を読む

魚沼の里

2020年07月26日 05時06分41秒 | 新潟地理歴史
新潟地理歴史・写真撮影:2020.07.05    新潟県は良い日本酒の産地である。上中下越佐渡と四つの地区それぞれに代表的銘柄がある。中越地方、特に魚沼方面ならば「八海山」という銘柄を知る人は多かろう。  いつかここに来ようとは決めていたが、たまたま御中元の品定めのために訪ねることにした。7月上旬のことである。雪深いこの地にまるで公園のような環境。そんななかに様々な施設が設けられ . . . 本文を読む

250TRと往く半蔵金・花の半蔵金

2020年07月25日 05時04分24秒 | モーターサイクル
写真撮影:2020.06.27  山間の小さな集落である半蔵金。「はんぞうがね」とよむ。あの中越地震がきっかけで、結構足繁く通う集落となった。少しずつ集落から建物や人が消えていき、耕作放棄されていく田も増えてきた。寂しい限りである。それでも、集落の中にたくさんの花が咲く一画があった。まさに花の半蔵金である。       Photo-01 村の神社である。 . . . 本文を読む

ヒョウモンチョウの仲間ではあるが.. 2020.06.27

2020年07月24日 05時03分59秒 | 動植物
写真撮影:2020.06.27    越後の山野で見かけるとは言っても、ヒョウモンチョウの仲間はいくつかある。できれば開いた羽の裏側も撮影したかった。参考サイトを見て欲しい。この種はやっかいな相手なのである。  蝶の撮影はいつもこうだ。表を良く見せるものがいる一方、裏ばかりを見せるものもいる。このもどかしい経験を積み重ねないといけないのだと分かっちゃいるのであるが..。今回は種の特 . . . 本文を読む

250TRと往く半蔵金・棚田

2020年07月23日 05時08分39秒 | モーターサイクル
写真撮影:2020.06.27    新潟県下には良い風景の棚田が多い。実は山がちの県だからである。旧栃尾市と長岡との境の丘陵地から栃尾側にある棚田の風景はことさら良い。居住地からすぐにこうした風景に恵まれる環境は、悪くは無い。TRの様な中型排気量から小型のバイクにこうした地の風景はよく似合う。     Photo-01 真木林道を半蔵金の集落へと下る途 . . . 本文を読む

ルリシジミ(?)とキリンソウ 2020.06.27

2020年07月22日 05時08分25秒 | 動植物
写真撮影:2020.06.27    ルリシジミ。これに似る種が他にあるから困る。参考サイトをご覧いただきたいが、当方のような素人にはヤマトシジミとの迷いが解けにくい。羽を開いてくれれば少しはと思うが、閉じている姿はやや白っぽい気がしてルリシジミを第一候補にしてみた。  半蔵金に至る真木林道には奥深い自然がある。休耕田(棚田)が年を追うごとに増えているのが惜しまれるが、その道ばたで . . . 本文を読む

ヤマブキショウマとトリアシショウマ 2020.06.27

2020年07月21日 05時01分55秒 | 動植物
写真撮影:2020.06.27    両者は花期が重なり合い、白い花がやや似るからやっかいだ。そのため十分花の姿や葉の様子を見ておきたい。多少の心配はあるが、ヤマブキショウマとトリアシショウマの二種として紹介している。後に越後や佐渡の山野では、サラシナショウマも沢筋などで開花する。こちらはいずれということで。       Photo-01 白い花 . . . 本文を読む

コシジシモツケソウ 2020.06.27

2020年07月20日 05時09分54秒 | 動植物
写真撮影:2020.06.27    分布域が本州の日本海側。長岡市周辺では郊外の丘陵地ですら見かける山野草である。以前花が咲く前の風景を紹介しておいているが、今回は咲いている風景だ。 オニシモツケソウ。分布域外の方は多かろう。シモツケソウやオニシモツケとは異なるこの種は、日本海側に来ないと見られない種となる。なお、参考サイトの「四季の山野草」ではキョウガノコの母種となると書いてあ . . . 本文を読む

エゾアジサイ 2020.06.27

2020年07月19日 05時03分49秒 | 動植物
写真撮影:2020.06.27    そろそろ梅雨入り、梅雨も本格化という頃。こちらの山野はアジサイが道ばたを飾る。山で見る野生種のアジサイだからヤマアジサイと言いたいが、どうもこの辺で見るものはエゾアジサイと言うのかも知れない。葉っぱの縁の明瞭なぎざぎざは同種の特徴にならないだろうか。  撮影したものたちが山だろうがエゾだろうが個人的には関係は無い。とにかく山野で見るこの種のアジ . . . 本文を読む

カメムシ・二種 2020.06.27

2020年07月18日 05時09分55秒 | 動植物
写真撮影:2020.06.27    今日もカメムシの話題である。チャバネアオカメムシとクサギカメムシの二種である。どちらも珍しい種では無い。  とかくカメムシはあのニオイで嫌われ者であるが、一口にカメムシの仲間と言っても多様で、結構多様で面白い。色々な種に出会いたいが、カメムシだけにターゲットを絞ってと言う取材はかんりにんには難しい。もちろん別種で見て楽しい種を撮影できたら又紹介 . . . 本文を読む

アカスジカメムシ 2020.06.27

2020年07月17日 05時01分18秒 | 動植物
写真撮影:2020.06.27  カメムシは見ていて楽しい。姿形と言うより、デザインだ。カメムシの紹介もアカスジキンカメムシに続き二例目。前者より少し地味だがキンの文字のとれたこちらもなかなかの衣装をまとっていた。  しゃれた格好を好む若者が、赤黒の縦縞のシャツやブラウスなんて着そうではないか。どこかで見ているぞ、サッカーのジャージにもありそうだ。数いる昆虫界の中にあって、カメムシは色合いだけ . . . 本文を読む