「五郎丸じゃないけど」と副題から考えると今回は五郎丸じゃないかといわれそうだ。
シリーズ化して紹介してきたが今回がその最終回。新潟県下を調べてみたら、太郎丸から五郎丸まであり、難解・難読というよりおもしろ地名として紹介するのを楽しみとしてきた。最後の五郎丸は三郎丸と同じ南魚沼市からである。
Photo-01
. . . 本文を読む
実は自宅近所にある町である。わが子らはのちに紹介する四郎丸小学校を卒業している。
Photo-01
四郎丸はJR長岡駅からはほど近い。長岡城築城により城丸から転じたという地名由来の説もある。近世は四郎丸村。古志郡のうち、長岡藩領。明治にいたり四郎丸村、そして大正期にいたり四郎丸町。近代、昭和4 . . . 本文を読む
南魚沼市三郎丸は魚野川の右岸にある集落である。
上流に少し行くと五郎丸地区があるが、ここでは大した証拠が撮影できず弱った。三郎丸地区の公民館を見つけたのが救いだ。そのあと現地を離れたが、近くにバス停があったのを確認しそびれていることが気にかかる。
Photo-01
Pho . . . 本文を読む
情報は常連さんのOndaさんから。Ondaさんに感謝。
Photo-01
現在は新潟県阿賀野市となるが、以前は北蒲原郡笹神村であった。その名の由来は笹岡村と神山村が合併した際に一文字ずつ取ったものである。笹神は五頭(ごず)連峰西麓にある地区で、近くには出湯温泉、今板温泉、村杉温泉と温泉地が並ぶ。また、旧水原町瓢湖(ひょうこ) . . . 本文を読む
長岡市に編入合併するまでは新潟県刈羽郡小国町太郎丸であった。
Photo-01
ラグビー・ワールドカップでの日本の活躍ですっかり「五郎丸」という名が知られるようになった。テレビでも見たが、彼の出身地域では五郎丸姓が多いらしい。たまたま、国道403号を移動しているところで「太郎丸」という地名に出会った(紹介の写真の通り)。
. . . 本文を読む
そもそも、この小庭名が含まれている地形図の図幅の名称からして面倒である。
map-01国土地理院/ウォッちず/553877 2万5千分1地形図名:小平尾 [南東]
まずは図中で「小庭名」の読みはわかると思うが、図幅名の「小平尾」の方、こちらは「おびろう」と読む。小平尾はここからすぐ近くの集落で . . . 本文を読む
”くびさわ”と読みたくなる地名であるがそうではない。
photo-01
一連の写真下の地形図をご覧いただきたい。首沢一帯がどのようなところかがわかるはずだ。等高線の密度がある程度あるので、ここが山間部であることは十分伝わろう。
. . . 本文を読む
”なまつばき”ではない”はいつばき”と読む。
photo-01
久しぶりの地名考カテゴリーである。
佐渡の人は”はえつばき”とか、”へぇつばき”と呼んでいるのではと思う。朱鷺と三上人の山村。生椿へは未だ訪れたことがないのが残念。トキの自然放鳥の際、ここは生息の中心的場所になろう。場合によって . . . 本文を読む
今回は秋葉原についてのうんちくを..。
以下の文は、『月刊地理12月号2006年』(古今書院)にあった記事からである。写真はグーグルアースからのものであるが、画面右上に秋葉原駅が見えるようにしてある。
☆☆☆☆☆☆
東京神田で明治初年、火伏せの秋葉神社を祀るべく設けた防火空域のアキハガハラ(秋葉ケ原)が、アキハッパラ(秋葉ッ原)を経てアキハバラ(秋葉原)になり、戦後の駅名 . . . 本文を読む
ふとした時に、何と読むのだろうという地名に出会うことがある。明らかに読めなさそうなものから、わかりそうでいて読み間違えるものなど様々だ。 一方、その土地柄や歴史をしのばせる地名もあったりもする。まあ、地名だけで学問の一分野となり得るくらいであるから当たり前と言えば当たり前だ。ブログ管理をするようになってからと言うもの、身のまわりにずいぶん難解な地名や面白そうな地名があることに気がついた。せっかく . . . 本文を読む