山里の風景 写真撮影:2020.10.03
比礼の諏訪神社からいつもの棚田へと向かうが、宮清水の脇に長岡造形大学の学生の作品が点在している。今年はその数を押さえて控えめな感じである。アートと田園風景のマッチングをうまくデザインしてほしいものである。気になるのはその棚田に休耕田が目立つようになったことである。残念でならないが、この地域も高齢化の進行と後継者の不足が深刻なのだ。地方は過疎高齢化とコ . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.10.03
いつもは比礼とか軽井沢と、棚田の風景ばかりを紹介している。たまにはそこに至る風景を少しは記事にしてみようと思い宮清水を紹介した。比礼という集落は東山丘陵を越えて栃尾へと向かう道沿いにある。新榎トンネルというトンネルを抜けるとすぐの集落である。長岡から来るとき、トンネルを抜けたらすぐに左折するとこれから見る風景を見られる。
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山里の風景 写真撮影:2020.09.12
しばらく続けたシリーズも今回で最終回だ。昨日紹介した森上地区。今回は現地ではちょっと知られた南部神社と温泉を紹介。
南部神社については、後に詳しく紹介しているサイトへのリンクを貼っておく。また、温泉の方は実は今回初めて知った。水は温かくもなく、本当に温泉かと言いたいが成分はそうだと言われる。ちょうど水を汲む人がいて、以前からあった . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.09.12
真木林道をたどり半蔵金集落の中心部にいたる。いつも通り廃校になった小学校をすぎ、かんだいくでカブを止める。毎度ここでヘルメットをおろし、缶コーヒーを一つ。わずかな時間であるが、決まったルーチンワークとなっている。
西谷川を下流方向に向かって進む。川の両岸は平地に乏しい中でも先人達が田を開いてきた。山腹の棚田は耕作放棄が進むが、川沿 . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.09.12
前回紹介した村の社は二つの名を持つ。守門神社・諏訪神社である。まぁその名はともかく、2004年10月23日の中越地震はこの神社周囲の風景を、いや村の風景を変えた。巨大な杉と欅は村の起源の古さを物語る貴重な存在だ。
存在そのものに畏敬の念を抱くほどのもの。既にその姿はこの地にはないが、半蔵金を故郷に持つ皆さんには記憶・思いで・故郷の . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.09.12
2004年の中越地震の翌年から何度も通った半蔵金である。震災で痛み人が出て、過疎高齢化が加速。今でも棚田を見ていくと放棄された田が増加中だ。だがこうした厳しい環境下の山村の風景が、都会や市街地に済む者に何かを訴える。地理佐渡かんりにんにとってはなぜか気になり続ける集落である。
Photo-01 真木林 . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.09.12
棚田の風景を楽しみに真木林道をたどり、半蔵金に至るとしたら50CCのカブでも十分な足である。できれば90CCくらいあればと心中は欲張りたいが、購入時の出会いのこともあるから今更文句は言うまい。カブは様々な風景に似合う。棚田の中にいても楽しくなる。満足である。
Photo-01 大きくカ . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.09.12
カブを駆り真木林道を登っていく。前半は道ばたの草花に親しみ、後半は峠を越えて半蔵金へと下る。越後三山の姿を遠くに見つつ、途中の水場に立ち寄る。良い湧水が出ている場所があるのだ。
そこを過ぎて行くと、かつては耕作されていたにもかかわらず、今は耕作放棄された風景が続く。まったく過疎高齢化という現実が、風景をむしばんでいる気がする。それも現実であると言 . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.08.19
世の中は少しずつ変わって、田舎暮らしを楽しむ風が聞かれている。そんな方々にはこのような山村の風景は飽きないものになろう。生活は不便であろうし、この地域は又豪雪地でもある。好きな人には又それが魅力になるかも知れない。
さて、仕事の関係から冬季にしばしば訪れる旧栃尾市(現長岡市)塩谷地区である。真夏の8月19日に用事があって久し振りにこの地域へと来た . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.07.12
棚田脇の森は自然豊かである。傘をたたくぽつぽつという雨音を中心に、音と言う音のほとんどが雨によるものだった。その賑やかな音の中でも、森の中の風景は静かなものでである。
つやつやとしたオオイワカガミの葉がずぶ濡れでかわいそう。一方で、ヤマユリがこれから開花というので、今のうちにしっかり給水をしておこうかと元気に見える。
今回は雨 . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.07.12
遅い梅雨明けではあったが、もう梅雨は過去のことになっている暑さである。7月12日頃はまさに梅雨真っ盛り。雨はイヤだが30度をゆうに超す気温でも無いのが救いだった。だが、今は違う。本の数日前までの梅雨が恋しいくらいだ。
さて、今回テーマにした小さな訪問者。長岡造形大学の学生達の作品レベルは次第に上がってきている。なにしろ、そのオブジ . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.07.12
雨の中歩いて行く。いつも来るあたりには小さな池が点々とあるが、なかに紹介のようなヒツジグサ(スイレン)の池がある。その池では花が咲いているが雨にたれている。
その風景が又良い。できれば花の近くで撮影したいが難しい。後に撮影したヘラオモダカも同様であったが、まだ畦の脇だから良いか。いずれにせよ雨の中でも、たまには撮影はありだなという . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.07.12
越後の梅雨明けは8月2日に発表された。今回紹介の写真はその約20日前の写真である。梅雨のまっただ中、あえて雨中の撮影を前提に棚田に向かったものである。
「梅雨」
毎年繰り返されるこの現象を歓迎する人は多くはあるまい。だが、無くても困る。雨の中、傘を差しての撮影は照度不足だけで無くて、色々撮影に支障はある。それでもなんとなく、日本 . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.01.11
13日間にわたりおつきあいいただいた。1月11日。例年と違い暖冬少雪を極めている越後からの風景であった。今回はいつも気になる山並みをズームしている。取材地からは守門の裏に隠れるように浅草岳がある。浅草岳はもう南会津、つまり福島県との県境の山である。そのやや右側に見えるのだから、方向としては毛猛山(1517m)とか未丈が岳(1553m)かと考えたりもす . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2020.01.11
【自然の変化はゆっくり・じっくり】
自然の豊かなこの山間地では季節・季節、変わらぬ風景が流れる。若々しい新緑のまぶしさ。紅葉の時期はその年最後の輝き。見ている者に心地よい昂揚感を与えてくれる。やがて葉の落ちた木々の間を冷たい風が通り過ぎていく。例年通りであれば、そこに雪が深く積もっているはずだが、今年の冬はそれが無い。何かおかしい。 . . . 本文を読む