写真撮影:2020.06.06
こちらの山野で幾度も見ていたのに、その名を知ったのは去年のことであった。今回紹介したものは花はこれからで、開花寸前の風景である。ウィキペディアによると分布は「富山県、長野県北部、新潟県、福島県西部、山形県」と日本海側で見られる種である。キョウガノコ、シモツケソウ、アカバナシモツケソウ、エゾノシモツケソウ、オニシモツケと、よく似るものが分布域や生育環境を異にすると . . . 本文を読む
写真撮影:2020.06.06
ありふれた種であるが、真木林道では6月初旬にこんな風景があったのだなと初めて確認した。コロナ禍は週末を暦通りの休みとしてくれ、おかげで山野に出向けた。ちょっと見かけた程度なら記事にしない。この日の林道沿いではかなり目立つ存在だったのである。
Photo-00 野茨 学名:Rosa multiflo . . . 本文を読む
写真撮影:2020.06.06
長岡市郊外、東山丘陵を横断する真木林道。道沿いに岩がむき出すような山肌にキリンソウを見る。佐渡でも海岸沿いの岩場などでよく見た。なんでこう地の質の悪そうな場所を選ぶのかと思う。
黄色い花は元気印と言いたいが、花びらがご覧のとおりでややインパクトには欠けてしまう。それでも写真のような数本が、群れて立ち上がる姿を鉢植えで再現したら、結構見応えのあ . . . 本文を読む
写真撮影:2020.06.06
記録的暖冬少雪を終えての初夏である。元気印の黄色の花が6月初旬の山野を飾っていた。撮影しているうちに葉の形状から、ハンゴンソウでは無いとは分かったが、残る候補はキオンか? (キオンと題しているが心配が残る)
それにしても図鑑で調べると、キオンの開花期は8~9月で二ヶ月も早い。暖冬を理由にできるのだろうか。ヤマケイの図鑑を参考にしたが、関連サイトで紹介の撮れた . . . 本文を読む
写真撮影:2020.06.06
もう少し萼片の様子をきちんと撮影しておけば良かった。ヤマホタルブクロかなと思い撮影したつもりが、ホタルブクロかも知れないと不安である。まぁ、いずれにせよ違いのある種が分からぬともホタルブクロは良い野草である。
Photo-01 左はキリンソウ
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写真撮影:2020.06.06
「野生のイチゴの中で最も美味しいモミジイチゴ」
参考サイト『森と水の郷あきた』のこの表現は全く同感である。山野を歩き、道ばたにあるモミジイチゴのつややかなオレンジは大好きだ。棘に注意しつつ手を伸ばして一つ一つつまんでは口に入れる。幼い頃に親しんだその甘さは忘れられない。
そのためか、子らが小さい頃は山野に連れて行き、時期・時期の山の味を教え . . . 本文を読む
山の風景150 写真撮影:2020.05.31
手軽な登山を楽しめる三ノ峠山は、ちょっとした登山気分のできる散歩の山だ。運動不足の妻のトレーニングなどにちょうど良い。健脚の人たちにはそれこそトレーニングゲレンデとなると思う。
山頂までたどり着いたら、たまにはもう少し奥を目指しても良い。今回少しだけ奥へと歩いた。良く踏まれ、所々に草刈りされた後があり、管理されているのが実感で . . . 本文を読む
山の風景149 写真撮影:2020.05.31
500mに満たない山である三ノ峠山。歩いていて楽しい山だ。何しろ道がほどよい。ランニングで上り下りする兵(つわもの)もいるくらいである。こうした登山のトレーニングにもなるような山があるのはありがたい。
三ノ峠山は頂が平らである。もしかしたら昔は砦か山城の様な軍事拠点としていたのかも知れない。たどる道を行くと、山古志方面へも至れ . . . 本文を読む
山の風景148 写真撮影:2020.05.31
登山道脇には大きな木がてんてんとあります。この春。大木・老木めぐりをしていましたが、そこまでとは言わなくともずいぶん立派な木を見ました。よくよく探すと思わぬ大木に出会うのかも知れません。後半、大榎の木が出てきます。
さて、昨日三ツ峠山と表記して記事をアップしていましたが、三ノ峠山の誤りでした。表記の訂正等をいれておきました。
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山の風景147 写真撮影:2020.05.31
長岡市郊外にあるミノ峠山へと向かった。まだ春早い頃にこの道沿いでオオミスミソウを見かけのがきっかけで、以来ウォーキングもかねて通うようになっていたのだ。
5月31日(日)は、もはや山で見る風景は初夏で、見られる山野草もずいぶん変わった。色々なものを集めてみた。名を思い出せない種、曖昧な種もある。写真点数もそのため20を数える。 . . . 本文を読む
写真撮影:2020.05.30
久し振りの浅草岳であった。この山は会津との県境をなす山で、山の向こうは福島県である。南会津郡只見町の方からも登山道はあるが、山頂への道のりは長いと聞く。
記事中見えた守門岳の東麓付近には、会津と越後を結ぶ八十里越えという旧道がある。この国境の地域の山は深く、自然の奥行きも深い。こうしたことにも思いをはせて今回のシリーズを閉じたい。今回は全22 . . . 本文を読む
写真撮影:2020.05.30
いよいよ本シリーズも今回を含めあと二回である。桜ゾネからの登山道に入るとすぐに浅草の鐘がある。来る度鳴らしてきたわけでは無いが、見るとたたいておきたくなる。
まじめに歩けば駐車場からは30分ほどの林道歩きだが、今回も山野草の撮影目的で、案内図に示される倍やそれ以上の時間を要してここまで来た。それで良い山歩きがある。
こうして登ると山頂まで . . . 本文を読む
写真撮影:2020.05.30
林道沿いの日陰に残雪が続く。その周囲はまだ早春の草花だ。雪どけの速さの違いが、初夏から早春までの風景を狭い範囲で見せてくれる。このあたりまで来ると、さすがにそれなりに標高もあるのも手伝っていよう。
駐車場から歩いてくる中で色々な植物や花を見てきた。まさに登山気分の散歩には見える山野草にも変化があり、季節の散歩もしているかのようだ。 . . . 本文を読む
写真撮影:2020.05.30
少しずつ林道歩きも標高を稼いでいる。そのせいで道ばたの残雪も次第に目立つようになってきた。こうしたところがこの時期に来る楽しみだ。とりあえず歩けるだけの道が確保されているが、雪が残っている。だから、歩き歩き季節をさかのぼれる。
初夏に守門や浅草をはじめとする山を目指すのはこの楽しみのためである。さらにはピークを目指すこと無く、今回のように舗装 . . . 本文を読む
写真撮影:2020.05.30
一人で林道を歩いているが、駐車場に3~4台ほどの車があった。ということはこの日浅草岳を目指した登山者がいると言うことがわかる。そのことが妙に安心感を与えてくれる。浅草岳は集落から遠く離れた深山であるから、どうしても熊が気になるのだ。
繰り返すが、他にも人がいるはずだと思えるだけで気楽になる。さあ、今回も道々撮影した草花の風景を紹介しよう。最後 . . . 本文を読む