新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.24
「深山の多湿の斜面などに自生する。」
ウィキペディアはこう自生地を説明するが、佐渡で見た時はドンデンの尾根に近い湿地帯で見ている。いずれにせよ多湿な環境を好むらしい。思い出すと佐渡でチョウジギクを撮影した時は湿原であったので撮影は難儀したが、今回は実に快適であった。丹後山登山口へ向かう道はゲートが閉 . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.24
十字峡小屋にいる。道を挟んだ反対側に中ノ岳への登山口がある。地図からすると直登できるルートはここだけのようだ。いずれにせよ、十字峡からさかのぼれる沢沿いのその奥にある山々がなかなかよい。どれ一つ山頂に立ったことは無いが、あこがれはある。川を流れる水はいたって透明で三国川の源流に近いことを感じる。自然も豊か、そして渓流釣りファンにもた . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.24
十字峡。十文字の縦の線を三国川とすると、下流から見て左は黒又沢で、右が下津川だ。これらは中ノ岳から兎岳、丹後山、越後沢山、三つ石山などと続く越後から上越国境にいたる峰々を源流としている。実はこれらの峰々と水系を分かっているのは信濃川と阿賀野川と利根川という国内屈指の大河である。そこが面白い。ちなみに群馬側の境を越えると矢木沢ダムの奥利根湖に水が集ま . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.24
このダムは治水・利水目的のダム。下流域に広がる南魚沼の水道や水田地帯へ安定した水を供給。その一方で五十沢第二発電所では、最大出力9,100kwの発電をしている。南魚沼市は深い山々に囲まれると同時に、全国屈指の豪雪地。そもそも山間に降り積もる雪そのものが天然のダムで、安定した水量をより確保できる。ダムは人々の暮らしを守るのだ。このダム . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.24
「みくにがわ」と呼びたくなるがさにあらず。
「さぐりがわ」と読む。ダム湖はしゃくなげ湖というが、周囲にシャクナゲが多いからと言う。六日町から三国川沿いの道を越後三山を目指すように進む。ちょうどその方向に主峰の中ノ岳があるが、あっという間に奥山に来た感じとなる。昨日までは訪問地の関係上、田子倉ダムと只見ダムを紹介して . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.17
いよいよ、シリーズ最後となった。田子倉発電所は1961年、当時日本一の出力を誇る水力発電所として全台運転を始めた。その時の総出力は38万KWだった。その後2012年に完了する発電機の更新により、40万KWとなったが現在は一般水力として二番となっている。田子倉ダムは高さ145メートル、長さ462メートルのダムで、約5億立方メートルの水 . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.17
叶津番所(旧長谷部家邸宅)は江戸時代後期に建てられた長谷部家の住宅である。入口で馬を飼う曲がり屋(または家)で、屋根裏では養蚕を行っていた。会津と越後を結ぶ八十里越の番所として会津藩の役人が滞在した武家造りの奥座敷がある。
引用:福島県只見町 只見ユネスコパーク 自然首都只見
曲がり屋とは平面がL字型の家屋を言う。南部曲り家が . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.17
河井継之助記念館をあとにし、指示されるままに歩く。ただ知る人には知られる偉人であるが、そうで無ければ振り向く人もいまい。大きな観光資源とは言いがたい。付近は静かだし、派手さも無い。ごく普通の民家の前を歩き、只見川に注ぐ支流・塩沢川沿いの小道を歩く。目的の医王寺はすぐであった。
Photo-01河井継 . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.17
只見駅を出て河井継之助記念館を目指す。たどる道は国道252号線。途中只見四名山の一つ蒲生岳がある。故・田部井淳子さんが「会津のマッターホルン」と称したと只見町のトレッキングBOOKに書かれている。その通り特徴的な姿をしている。岩場などもあるせいか、山頂への往復は四時間ほどかかるという。
さて、今は登山目的できてい . . . 本文を読む
マンホール066
蓋中央の花びらのようなものは、只見の只の字を三つでデザインしたもので町章であるという。これに町の魚いわなと町の花であるコブシ、町の鳥ウグイスを加えている。長岡にいれば比較的遠くでは無いと言えるが、やはり縁遠いものがある。戊申の役ではつながりのある地であるが、新潟県民のどれほどが只見町を訪ねよう。ましてや首都圏の方、福島県から遠方の方に至っては知るよしも無い。
であるが、町 . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.17
包蔵水力と言う言葉がある。このてんで言うと全国屈指の二つの川が新潟市を河口にしている。田子倉ダムは阿賀野川水系、その最上流部の只見川に設置されている。
包蔵水力とは何かと言えば、その川の水量と落差を考えて、どの程度の水力発電の電源となり得るかを示すものだ。従って流域面積が大きいとか、流路延長が長いからとか言うだけで決まるものでは . . . 本文を読む
新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.17
長岡にいて、幕末維新期のヒーローとして長岡戦争を指導した河井継之助を知らぬではいられない。佐渡より長岡で暮らした期間が長くなると、故郷佐渡への愛着も大切にしたいが、一方で長岡にも肩入れをしてしまう。
長岡というと、「米百俵」の精神・小林虎三郎だとか、本当は日米開戦を避けたかった山本五十六。など話題性のある偉人もいるが、河井もよい . . . 本文を読む
空の風景と気象
お盆の明けた8月16日。空は怪しく曇っていた。帰宅の際に東山丘陵西側の空にご覧の様な雲が見られた。写真右端の雲は遠く上空の雲。左側からの雲はその下層の雲と言えよう。まさに雲の末端が壁のようになっている。たまには空の風景と気象のカテゴリーも良いものだ。まるで白黒写真のようなので、最後に一枚この日撮影したツリフネソウを一枚紹介し彩りを添える。
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写真撮影:2019.08.15
7~8月の山野で点々と見かける。花の咲く前、つやつやとした濃い緑に赤味を帯びた葉脈を伴う大柄な葉が目立つ。それが毒々しくも見え撮影なんてと以前は思っていた。それに対し花が咲くと又印象は変わる。四方にクチバシを軽く開いている咲き方の花。その花だけ見ていると面白い。 e-yakusou.comではオオウバユリは薬用とも食用とも言う。鱗茎が利用されるの . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2019.08.15
長岡の町から東山丘陵を越える真木林道。峠を越えた最初の集落が半蔵金。2004年の中越地震でこの集落はいたんだ。そのことはブログの発足当初からの過去記事でご覧いただきたい。あれから15年近くの月日は、まさにこのサイトの歴史とともにあった。ある意味佐渡も大切にしていくが、時には一時固定フィールドとしていた半蔵金にも愛着があるのだ。過疎高齢 . . . 本文を読む