地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

ようこそ。 地理の部屋と佐渡島へ。292 「雑草たちの陣取り合戦」

2006年03月21日 09時22分08秒 | Weblog


 なかなか本というものは読み進まぬものである。

 日本男道記さんのお薦めで「国家の品格」を読み、それに触発されて新渡戸稲造全集。といっても、ほぼ「武士道」の部分を読んだだけ。週末、こたつでくつろぐ際の供としてここしばらくは「雑草たちの陣取り合戦」(小峰書店)を読んできた。やっと三冊である。


 なかなか面白い本であった。詳細は現物を読んでいただきたいが、雑草はとかくやっかい者扱いされる存在であるが、見方を変えるとこうも科学されるのか。読んでいく内に、雑草に対する考えや見方が変わっていくと思った。

 当方は図書館にて借りたのであるが、皆さんのお近くの図書館にも入っているかも知れない。もし見かけることがあったら..(お薦めします・読みやすい本でした。)。

 なお、著者の根本正之先生は東京農業大学の先生。日本景観生態学会の会員でもあるようで、下記の学会東京大会では大会会長をつとめられたようである。

日本景観生態学会第15回東京大会(JALE15)のお知らせ(HP版 第3報)



 紀伊国屋ウェブブックスで先生の他の著書を調べると、雑草生態学(朝倉書店)、砂漠化する地球の診断(小峰書店)があった。今回紹介している本の書評は下の各サイトでご覧いただきたい。

Kinokuniya BookWeb HP


Amazon.co.jp


e-hon


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写真撮影:2006.3.21
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2006年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_292
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おもしろそうです。 (nakamura)
2006-03-21 17:00:42
こんにちは。

「雑草」に関するものだから、ぜひ読んでみたいですね・・・。
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雑草の戦い (としあき)
2006-03-21 17:17:10
 こんにちは。

雑草との戦いを仕事にしている稲作農家にとっても、興味深いタイトルです。

雪が消え、農作業が始まる前に読ませていただきます。
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雑草は強い (アコード)
2006-03-21 17:20:10
面白いタイトルの本ですね。

小学校高学年~向けのようですので、楽しく読めそうですね。

機会があったら大きな本屋に出かけて見ます。

何せあれもこれも読みたいで、積読が多くなっています。

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Re.おもしろそうです。 (かんりにん)
2006-03-21 18:05:23
nakamuraさん。 お薦めいたします。



なかなか楽しい本でした。

考えてみますと、nakamuraさんのような

方が一番楽しめるかも知れません.(笑)。

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Re.雑草の戦い (かんりにん)
2006-03-21 18:07:16
としあきさん。 こんばんは。



現役の農家の方からしますと

雑草は敵のようなものですね。



ですが、これを読みますと、

考え方が少し変わるかも知れ

ませんよ...(笑)。

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Re.雑草は強い (かんりにん)
2006-03-21 18:10:05
アコードさん。 こんばんは。



>小学校高学年~向けのようですので



とありますが、なかなかどうして、

結構むつかしい言葉もあったりして、

この本を理解するにはもう少し年齢が

必要かも知れません。



一度読んでみますと、とにかく雑草に

対する意識は変わります..(笑)。

庭などで、家庭菜園などで、雑草にお

困りの方に見ていただくと良いかもで

す。
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はじめまして。 (アベッカム)
2006-03-21 18:58:31


 愛媛のみかん農家です。としあきさんのところから参りました。



 佐渡といえば、両親の新婚旅行。真冬の佐渡で食べたいかの刺身が、忘れられないと、いつもいっております。(食べ物の記憶しかないのかなあ?)



 それと、以前佐渡で農家の手伝いをしていたという知り合いが、よくおけさ柿というカキを送ったもらっていて、いただいておりましたが、これまたうまかったです。



 さて、雑草の本のお話、おもしろそうですね。



 私は、カラスノエンドウやヤエムグラなどを時々食べます。



 夏になったら、スベリヒユを食べたいのですが、柑橘園には、あまり生えていないんですよね。中国のほうでは、野菜として扱われているとか、聞いたことがあります。



 
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Re.はじめまして。 (かんりにん)
2006-03-21 19:32:53
こんばんは。 アベッカムさん。



そうですか、としあきさんのとこ

ろからですね。ありがとうございます。

大歓迎であります。



幾つか名前のあがったものの中、カラス

ノエンドウについては扱われていたもの

と思います。農家の方には読んでいただ

いて損はないものと思いますよ..(笑)。



さて、ご両親が新婚旅行でとありました。

当方は残念ながら愛媛へは行ったことが

ありません。ですが、ごく親しい大学時

代の友には愛媛出身のものがおります。

宇和島出身です。



ということで、愛媛というと、学生時代

より地名としては親近感のある地名です。

いつかチャンスがあったら..。

なんて思っています。



また、こちらからも貴サイトへとお邪魔

いたします。今後ともヨロシクであります。



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予約しました。 (日本男道記 )
2006-03-22 11:53:40
こんにちは!



私が何時も利用している倉敷市立図書館。

HPから蔵書検索したら、ありました。3冊も。

早速予約。



在庫があるようなので、今週の土曜日には手に入るでしょう。



楽しみです。

またいい本がありましたらご紹介下さい。



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されど雑草 (種子島ブログ)
2006-03-22 20:23:22
このような本、私も興味があります。

図書館にあれば、借りようと思います。



雑草は土壌に不足している養分を補うためや

過剰な養分を放出するために生えてくるとの

認識をもっています。
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