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ガンジス川とブラマプトラ川が合流し、ベンガル湾に注ぎ込む場所にできたデルタ地帯。その河口付近はバングラデシュという国だが、インドとバングラデシュの国境近くにある大都市がコルカタ。かつてはカルカッタといわれていたが、現在はコルカタと呼ばれている。低湿な土地柄に適したジュートという繊維原料となる作物の産地として知られる。
インドには人口規模の大きい都市は数多いが、コルカタはムンバイ(ボンベイ)やデリーとならぶ巨大都市の一つである。位置的に北回帰線よりやや南となる低緯度のせいもあり、年間を通じて高温。特に月平均気温で30℃、月降水量で300mm前後となる6月から9月は高温多湿となり、下記の文章表現もあながち誇大とは言えなさそうなことはグラフからも予測がつく。この高温多湿は夏のモンスーン(季節風)によるものと一般的に解説される。
ちなみに新潟の真冬・1~2月の月平均気温は2℃前後。一方、最も気温の上がる8月で26℃前後である。気温で考えると、新潟県民にとって経験できる気温の範囲は、はせいぜいで(コルカタの)11月から2月の低温期あたりといえる。
▼”エデンの彼方を探しに行こう” から
イギリス人をして「この宇宙で最悪の場所」と言わしめた街。詩聖タゴールを生み、インド唯一の地下鉄が走り、200万とも300万とも言われる路上生活者が暮らす、インド世界の縮図がここにあります。
エデンの彼方を探しに行こう