半蔵金0605シリーズの紹介も途中であるが、今日は長岡の平野に面した斜面の崩壊例を紹介する。場所はJR上越線の越後滝谷駅からほど近い地区である。
国道17号を長岡より小千谷方面に向かっていくと、道路左側の高台に滝谷高原ゴルフパークがある。このゴルフ場の周囲の斜面は先の地震により崩れている箇所が多い。写真の撮影はいずれも2005年5月22日。すでに半月以上の日が経っているが、いくつか紹介する。
滝谷520:ゴルフ場の入口駐車場からもよく目立つ土砂崩れ現場。この奥がなかなかひどい状態。
滝谷524:先の520を左に見ながら徒歩で進むとこの現場。大小の岩塊が斜面上から下へと崩れ落ちている。
滝谷532:524の斜面の下を見下ろしている写真。
滝谷MAP:gooの地図サイトから引用している。図中のカギ括弧マークは地図とは関係ない。
いずれもゴルフ場からみると斜面が崩れたものである。この崩れている現場の上には林道があったが、道は崩れて不通になっている。その道路を限界まで行くと、道路と共に崖上から崩れ落ちた方向の全貌を見通すことができる。別の機会で紹介する。
なお、このゴルフ場はどうなったか。端的に言うと大丈夫といって良い。周囲の景色は崩れた斜面がむき出しのままだが、ゴルフを楽しむという意味では問題なさそうであった。