本来、加茂湖は砂州により両津湾と隔てられた典型的潟湖(ラグーン)であったが、現在は水路でつながり、小型漁船等の船舶の往来が可能となっている。その水路には三本の橋が架かっているが、最も両津湾側のものを両津大橋という。(橋としては最も新しいものである。)
ところで、その橋の欄干には四つの像が設置されている。像にはそれぞれ、佐渡の春・佐渡の夏・佐渡の秋・佐渡の冬と名前が付いている。
写真は二〇〇五年八月一二日の帰省の際の撮影である。雨降りの心配もされる夕方、佐渡汽船から実家へ歩いて行く途中撮ったものである。撮影して思ったが、もう少し明るい時間帯に撮りたかった。残念である。
両津港佐渡汽船ターミナルに着いたなら、時間が許す限り周囲を歩かれてみると良い。らんかん橋の方にも彫刻はあるし、村雨(ご番所)の松、北一輝の生家など近くには時間をつぶす小さな見所がある。
▲佐渡の春
▲佐渡の夏
▲佐渡の秋
▲佐渡の冬