
佐渡市両津は砂州の町と再三紹介してきた。その事を良く紹介できる良い写真を撮影していた。砂州の部分だけをよくとらえた一枚である。ただ、惜しむらくは晴霞がかかり、鮮明さに欠ける。
砂州の周囲には海岸段丘や隆起した台地の存在を認められる。たいがいの場合、平坦面と傾斜部の繰り返しがあるので、際立った土地利用の差が生ずる。
そのことは、水田の分布と帯状の森林の存在が伝えてくれる。霞んでいて見にくいであろうが、そんなことをこの写真(オリジナル40%)から確認できる。
さて、両津の町は例年8月7日8日と七夕祭りがある。防波堤から打ち上げられる花火は内陸部であげるそれとはまた別の趣を感じさせてくれる。折しも新潟祭りと日が重なるが、この時佐渡に行かれる方には花火大会のことを記憶に留めておいて欲しい。
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写真撮影:2006:05.04 佐渡市ドンデン山
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2006年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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砂が溜まり、木が生え
そしてまた砂が溜まり、また木が生え、
砂が溜まり・・・
なんだか知識もたまらないちっぽけな自分を感じる画像でした。
地形の形成の過程を考えるのは大好きです。
裕さんのコメントにあるように、
溜まって、生えて、また溜まって....。
いつも思いますが、地球は約46億歳。
この後どう変化していくのかはわかりませ
んが、我々はそんな地球の姿の最新版を見
ています。
そう考えますと、ぼんやり眺める景観とい
うものにそうなったという過程・背景とい
うものがあることを認識します。
地球の46億年という歴史を一週間とすると、
人類の歴史は約一秒だそうです。そんな微々
たる歴史しか持たぬ人類が、地球上の景観や
生物種の未来にたいして、過ぎた力を持って
しまっているようです。