Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1435. 疎縁体

2017年06月14日 | Kyoto city
 撮影機材を持ち出し毎日朝の散歩にでかけ七条通りのマッサージ屋にかよっている。今日は朝6時に起きたので、午前中の静かな時間にブログを書くという快適な一時だ。ただし混沌とした部屋に眼をつぶればだが。というのも朝10時近くに起きるとすべてが3時間遅れで進み、気がつくと夕方だという空しい1日になる。それに京都は朝晩は涼しいのだが昼前後は暑くて外を歩く気分ではない。もちろん日差しが強く、古民家などはコントラストが激しく、ラチチュードの狭いデジタル機材で撮影できるそんな光の状態ではない。
 少し雨でも欲しいと思うのだが、予報をみると一週間ほど雨がない。だから街が乾ききっている。それで沖縄をみると毎日雨でどうやら梅雨があけていないようだ。さて月末には、沖縄の梅雨もあけると確信しているのでダイビングの算段している。だから目下水泳教室に通い体を水に慣らしている。
 ふと目の前の本棚をみるとモノクロネガファイルが多いな。これもデジタル化すればずいぶん棚があくのだが。そうなるとニコンDfか。まあ古いニッコールレンズ35mm/F2.8という地味なレンズがことのほかよく移ったりするので、一寸散歩機材として意識が傾きそうだ。だがトランクが一杯だな、さてどうしたもんか。
 手元にニコンのスライドコピーアダプターがあるので、EOS1Ds mark3でゆけないかなと考えていたらOリングで行けるのか。ただしオートではないので面倒だな。それで1段本棚があくと具合がよいのだが。そんな風にして二次元資料をデジタル化して空間を空けようというわけだ。既に大型書庫2台分のデータはストックしたので、あともう一息か。データもデジタル化しないと空間がいくらあっても足りない。
 そんなことをつらつら考えていると、もう昼か。やはり朝早く起きると時間に余裕ができたみたいで精神的にも心地よい。昼を食べたら午睡だな。京都の昼間は暑くて歩く気分ではない。
 七条川端角のマックで朝の珈琲をすすっていると、眼前を京都女子大の学生達が列をなしして通り過ぎてゆく。私がカメラを向けているのを怪訝そうな顔をしているのが面白い。しかし君たちが願望する最高学位である博士養成の第一人者である私の1m前を通り過ぎてゆくわけだ。しらないというのは面白いものだと思う。つまり私にとって彼女たちは疎縁体なんだな。そう考えると世の中ってどんな人とすれ違っているかわからないと思う。それが一巡すると今度は炎天下の修学旅行生が通り過ぎてゆく。なんか暑そうだぜ!!。私の朝の珈琲タイムである。

京都市七条通
OLYMPUS E-M1Mark2,M.ZUIKO DG7-14mm/F2.8
ISO250,焦点距離50mm,露出補正0,絞f/11,シャッター速度1/80
 
 
 
 
 
コメント
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