京都も昨日は大雨、それがあがると湿度の高い蒸し暑さ、だから今日は少ししのぎやすい。いつもの散歩にでかける。松原通りから大和大路通より1本西側の通りをゆく。たしか通り名があったはずだが、Google mapには記載されていないところが、やはりイージーゴーイングのgoogleである。
こういうとき、いまはないワラジ屋の地図がすべての通り名を網羅していたので、この地図をもって京都の街を徘徊したこともあった。調べると大黒町通とあった。大黒町通りには、路地が多いことは以前のブログでも書いた。そして世の中から隠れるように路地奥に住みお地蔵さんに導かれてあの世にゆく時間をまっている年寄りが達がいるのだろうとも書いた。
だが実際にあじき路地へゆくと、今朝は路地からサイクリストのスタイルでばっちり決めた若者とすれ違った。すでに年寄り達はあの世にいっており、いまは若いクリエーター達が住んでいる。だからまあトレンディなライフスタイルの路地なのだ。もちろん建築群は綺麗に補修され綺麗に維持されている。
隣が大黒湯という銭湯なのだが、朝の散歩ではシャッターが降りており全く知るよしもない。私は足下を煉瓦でかためた風呂屋の煙突をとろうと、あじき路地に入り込んだのだった。煙突はよい具合に撮れないから、まあ足下の井戸のポンプでも撮っておこう。使えそうだけど、使っている様子はなさそうだ。
京都市大黒町通あじき路地
Canon EOS1Ds Mark3,EF50mm,f/1.8,ISO400,露出補正0,f/11,1/15