フィリピン共和国ニイノ・アキノ国際空港に着いたのは真夜中だった。迎えにきたワゴンには、地元の大人達に加え子供達も乗ってきた。子供達は、私の手に額をつけて尊敬の意を示してくれた。そしてマニラ市から1時間半ほど郊外のブラカン州ピットピタンの町に着いた。ここがフィリピン徘徊の足場だ。早速小豚の丸焼きとビールで最大の歓迎をしてくれた。真夜中の宴会だった。こんな真夜中に多くの大人達が集まり、子供達がはしゃぎ回っている。なんだろう、この開放的な気分は。
明け方、州都マロロスの市場につれていってもらった。まだ夜も明けないのに多くの人たちで市場は賑わっていた。早速市場のムワッとする固有の臭いが鼻をついた。場内を頻繁にトライシクルが走る回り、水で濡れた床は小さな段差や穴があり歩きにくいが、店にはマノロスの人たちの胃袋を満たすために多くの肉や魚や野菜が並んでいた。この騒然とした喧噪こそがまさに市場だ。最初からカルチャーショックである。
さて画像は、先ずお肉からいっちゃいますか。フィリピンでは肉はよく食べるので充実している。日本とは切り方が違うという話をきいた。どこが違うのかわからんが、連写、連写、なんかピントが違うところに合っているようだ。アチャーEOSのオートフォーカスは、one shotモードになっていた。ここはもちろんAIサーボにしておかないとピントを外す。まあそれも混沌としていてええか。
結局、この市場だけで400枚ほど撮影した。フィリピンの旅では、すべてRAWモードで撮影したので、全部で100GB弱の画像データになった。だから画像整理に時間がかかった。なにしろ250GBしかないMac proの容量がすでに限界だったので、先ずこれから整理をはじめなければ画像の読み込みができないありさまだった。
そんなわけで、このプログも少し時間稼ぎをし、フィリピン2日目の画像がアップできた。今日は横1024バイトの画像ばかりをアップさせたので、ブログ画面を横に広げると全体がみえるだろう。
ブラカン州マロロス 2019年3月25日
EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM
ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/4.5,1/50
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