Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

EOSな日181. ビガンの薄暮

2019年04月12日 | field work

 

 海外で薄暮の時にうまい具合に外で撮影できるということは、なかなか難しい。

 出がけの化粧をしている女が「あんた!、そんな街の風景ばかり撮っていないで、早くレストランの予約をしてよ!!、話題の店だから席がすぐに埋まっちゃうでしょ!」(全く街なんか変わらないのだから、いつでも撮影できるでしょう!!!)

  そんな風に言われたら、私は女が化粧のために座っているスツールを足払いにして、女のケツを思いっきり蹴っ飛ばして一言「でて行け!!!」というだろう。 

 というのも夕飯を食べに行くので夢中になって支度や予約で慌ただしい輩(特に女ども)がいたりすると、まあそんな時間帯に外を歩いていられるというのは、よっぽどの偶然が働かない限り不可能なのよ。なにしろ女達は薄暮よりも餌だからね。餌なんていつでも食べられるだろうよ。薄暮は1分と続かない光の現象だからね。だがこの時間帯は男を自由にさせてくれない。

 つまり男と女の思惑は、いつもそんな風にすれ違うのだ。

 それにフィリピンは緯度が低いから、薄暮の時間帯がわからないということもある。多分日没後10分〜30分ぐらいだとは思うが。

 今回は、見事薄暮の時間帯に外にいられた。それがトップの画像だ。外と室内の光の照度が逆転しつつある瞬間のあわあわとした、そしてスッと光が引いてゆくような空気が漂っているのが、この薄暮の画像である。これはやったぜ!、という気分。もちろん画像にすると大変綺麗な街の表情だ。3枚目の画像は既に薄暮を過ぎている。そのあとは夜の景ばかりだ。

 薄暮の時というのは、町中の内と外との明かりが均一になるので、人間の感覚に全く刺激を与えない。それがみのがす最大の要因なのだが、そんな刺激を与えないという空気に気がついて欲しいですね。特に鳥目の女達には、と思うのが男の論理かな。

 このときはサルセド広場で午後7時から行われる噴水のイベントを見に行こうとしていた時だった。だから6時半から6時45分ぐらいだったとおもわれう。

 そんなわけで我々は、フィリピンのニューミュージックをききつつ噴水のイベントをみていた。S君が噴水イベントは使いべりしないからいいよね、といっていた。その通り、花火のように一発あげればお終いではなく、プログラムだから毎日行うことができる。他方ビジターは毎日ビガンにはいないですからね。

 

イロコス・スル州ビガン 2019年3月27日

EOS1DsMark3,EF16-35mm/F2.8L

ISO1600,焦点距離35mm,露出補正0,f/3.2,1/40

ISO3200,焦点距離23mm,露出補正-0.33,f/2.8,1/15

ISO1600,焦点距離33mm,露出補正0,f/4,1/60

ISO3200,焦点距離20mm,露出補正-0.67,f/2.8,1/13

ISO1600,焦点距離20mm,露出補正0,f/3.5.1,1/50

ISO3200,焦点距離20mm,露出補正-0.67,f/2.8.1,1/20

ISO3200,焦点距離23mm,露出補正-0.33,f/4.5.1,1/80

ISO3200,焦点距離23mm,露出補正-0.67,f/2.8.1,1/13

 

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