バギオのセントラルマーケットは、意外に大きい。歩道橋を渡り目立たない小さな入口を入ると延々とプロムナードが連なっている。多分我々は、裏口からはいっていったのだろう。しかも店の間の碁盤の目に敷かれた小さな路地に入るとさらにラビリンスの様相を呈している。多分ユニークな店もあると思うが、滞在時間の制約があるので、そんな迷路に迷い込み徘徊する時間はない。比較的広い基幹のプロムナードを往復するぐらいだ。
マロロスのマーケットと違うのは、肉や魚の店が少ないことだ。ここは高冷地なので高原野菜が豊富に取れるから野菜市場といってもよい。ということは、野菜を多用した料理も多いはずだ。それに今はイチゴが旬だ。食べたいなぁーと思いつつ、手荷物は撮影の邪魔になるので通り過ぎる。ここがつらいところだ。
さて話題は変わるが、EOS1DsでRAWで撮影すると野菜などがみずみずしく綺麗に写る。Photoshopで修正を試みても画像が変わることはない。だからフィールドに出るとこのボディとレンズが手放せなくなる。
日本にいる頃、危うくSONYシステムなどにしようかと考えたこともあるが、やはりこれまで通り頑丈で防塵防滴点構造のEOSで十分だ。もちろん今流行のミラーレスはバッテリー消耗が早いのでフィールドでは使えない。EOS1Dsのバッテリーだと、フィリピン滞在6日目で64GB以上をRAW撮影し残量22%だった。
さて日本も暖かくなってきた。それでも帰国直後は、寒かったので暖房をいれてダウンジャケットを着込んでいたときもあった。体はすっかり夏仕様になっちまったのだから、今頃春をやってくれても寒いだけさ。桜はもういいから、早く夏にしておくれ・・・。そんな気分だ。
ベンゲット州バギオ 2019年3月26日
EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6L IS USM
ISO1600,焦点距離28mm,露出補正0,f/5.6,1/80
ISO1600,焦点距離28mm,露出補正0,f/18,1/640
ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/11,1/320
ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/7.1,1/100
ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/5.6,1/80
ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.33,f/10,1/200
ISO1600,焦点距離28mm,露出補正0,f/8,1/160