オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

白い妖精と大型ブラウントラウト釣り  その弐

2014-02-01 19:30:50 | ブラウントラウト
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2013-8-4  晴れ
白い妖精と大型ブラウントラウト釣り  その弐

そこから車を走らせ、十勝の大平原の畑作地帯を流れる用水路・排水路へむかった。

在来の自然などは開発行為や農薬等で完全に消滅した広大な畑作地帯の中を走る閉鎖水域に、ブラウントラウトが繁殖し、それなりのしっかりした生態系を作っている。

地元の人々はもちろん遠方からもブラウン釣りの釣り人が訪れている。地元の若者たちが、ブラウンがいなければ、これらの川は死の川だといった言葉が強く印象に残っている。もちろん、ブラウンのみならず、ニジマスが繁殖している水域もある。

私は、このような状況には強く肯定的である。 いまだ在来種オショロコマなどが棲息する貴重な水域と異なり、これらの水域はニジマスやブラウンがいなければ魚類がいない、正に死の川にすぎない。


ブラウントラウトが棲息する川に着くと、今回はいつもよりかなり水量が少なく驚いた。雨不足の渇水で川の水位が下がり、ブラウンが集結するたまりがほとんど無くなっていた。




浅いよどみに10cm前後のブラウン幼魚がとても多く、人影に驚き右往左往して走る。



ブラウンは農耕地を作るための大規模自然破壊でハナカジカ以外の魚類が消滅し、ほぼ魚無し川となったこの人工の渓流に放流された。

旺盛な繁殖力で、いまやこの水系でしっかり生態系を確立しており、駆除などまったく不可能であろうし、その意義も無い。

200mほど遡行して、やっとちょっとしたたまりを発見。 そこでブラウン若魚3、 さらに54cmの大型ブラウン1♂を釣った。

渇水の浅瀬を急に道糸がすごい早さで走った。釣り糸の先に大きな魚が見えた。浅いせいで独特の当たりが感じられなかったのだ。

結構な引きである。大型ブラウンはランデングネットが手元になく引きづりあげる浅瀬もなく、細い3.0m渓流竿では、この大型魚を水から上げることは不可能であった。

ひたすら水中を泳がせて体力を消耗させ、最後はゆっくりと手元に寄せ、水からあげることは不可能なので水中で撮影し、もとの場所にリリースした。やや、やせた個体であったがエサ不足なのか産卵行動後なのか不明。F氏は下流の落差構で20-25cm ブラウン2匹。

























ブラウン釣りの後は、ひたすら北見へ向かって走り 午後4:30 途中のソバ屋でおいしい天ざるを食べてから北見へ帰宅した。

今日も暑かった。水不足の庭にたっぷり水を撒いてトマト収穫とサヤインゲンを収穫。



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