オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

オショロコマと2011.3.11大地震

2015-03-11 00:39:38 | 渓流魚、蝶、自然
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2011-3-11(金) 晴れ のち曇り

オショロコマと2011.3.11大地震

午前9時。久しぶりに斜里川水系平野部のオショロコマを見に北見を出発。今年になって初めての渓流釣りだ。

川に着いてみると雪はまだ深いが渓流の状態は、例年とほとんど変わりはなくかなり川面が出ている。


わくわくしながら釣り糸を垂れる。 しかし、おかしい。ここぞというポイントでも、ぴくりともこない。




入念にさぐったがまったく魚信なし。この時期は魚の活性は最低で、特に入念に探らなければ釣れないのであるが、それにしてもまったく魚信が無いのはおかしい。




そこで、例年必ず魚がいる実績あるポイントを次々に探ったがどこも生体反応なし。こんなことは初めてである。なにかがおかしい。

しかし魚が釣れないのは厳然たる事実だ。

まだ時期が早すぎたのだろうということにして、とうとう諦めて斜里川の畔に住んでいる蝶友達(H さん)の家など訪問して、早めに北見へもどることにした。


たまたま H さん宅で羽化していたウラゴマダラシジミ。

北見への中間地点の東藻琴付近にさしかかったとき、何となく地面が波打つように揺れているのを感じた。

交差点の信号で止まったとき、明らかに、ぐらりぐらりと車が揺れる。おや地震じゃないか?と感じた。




自宅からの携帯電話が鳴った。 

今、大津波警報が出たから知床の海岸付近の渓流にいるなら、危険だからはやく高台に逃げろと大声の電話。

いつもの知床の波打ち際でのオショロコマ撮影を心配しての電話であった。

幸い、今は内陸なので心配ないと返事を返す。

帰宅してテレビを見ると、我が国では歴史上最大の大地震、大津波が起こったのを知った。

今日、まったく魚が釣れなかったのはこのせいであったのか?.

オショロコマのほうが地震学者よりも地震予知能力があるのだろうか?

それにしてもすごい天変地異だ。

テレビをみてもまさか日本で現実に起こっていることとは思われず、実感がわかない。

この先、被災地ではどんなことが起こるのか、まさに自然そのものによる自然破壊がもっともすざまじい。

ダム建設、道路工事、森林伐採、焼き畑 etc. 人間の行う自然破壊など、実にかわいいものだ。

犠牲者の方々のご冥福を心からお祈りいたします。

ちなみに、北見市界隈では私は地震予知能力がある人間と目されています。

かって北見大地震の前日に典型的な地震雲を撮影して地震を予知し、北海道新聞にその写真が掲載されたことがあるのです(もちろん当人は、単なる偶然と思っています)。

しかし、今回はこんな地震がくるなど想像もしていませんでした。

たまたま撮影した斜里岳や海別岳の写真をみても今回、地震雲等はまったく写っていませんでした。

海別岳遠景。地震雲のようなものはまったく写っていませんでした。



同じく 斜里岳遠景。




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