オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

湧別川支流M川、晩秋のオショロコマ

2012-12-15 10:41:08 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年11月5日。  晴れ 
今日はとても天気が良いので、北見から比較的近くにある湧別川支流M川水系の晩秋のオショロコマを撮影に出かけた。 

春先の雪解け時期や雨の増水時には堂々たる流れになるが、今日のM川上流域は6月頃の1/3ほどの水量しかなく、増水期には入って行きにくい函のポイントまで楽に釣り下ることができた。次々と連続するいかにも良さそうな立派なたまりにはいつもどおりのオショロコマがいた。はや産卵が終わり冬に向けて体力を付けつつあるオショロコマたちだ。

その後、林道を登って進み源流域のオショロコマを釣ったがここも魚は小型だが個体数は多かった。この時期は水量少ないせいか川底に砂泥がたまり水が濁りやすいので撮影しにくかった。

空は晴れ、この時期としてはさほど寒い日ではないのだが水温は5℃と低い。水中に肘まで手を入れて写真撮影を続けているうちにどんどん体温を奪われて低体温状態に陥り、私の体の震えが止まらなくなった。午後3時、しかたなく撮影を中止した。


ここのオショロコマは基本形はやや緑を帯びた色調で背部虫食い模様は比較的目が荒く、くっきりしている。♀赤点紋理は鮮やかさはないが、♂のなかには鮮やかな赤点のあでやか個体もいる。腹の着色は弱く、黄色いものは少ない。

今日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にリリースした。

帰りに、長年なんとなく気になっていた国道沿いの怪しい雰囲気の喫茶店? に入った。ローズヒップのハーブティーを飲んだが不思議な味だ。老夫婦が経営していてとなりの私設美術館にはサイケデリックな怪しい雰囲気の絵が多数展示されていた。














































































急に彼女の頭上に怪しい光とともに紡錘状の飛行物体が現れて、そのあと彼女の体は吸い上げられるようにその宇宙船の中に消えてしまいました。




というのは うそ。





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湿原の渓流に放流されたカワマスの運命

2012-12-14 16:05:01 | カワマス
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20XX-10-29   曇 雨 曇 雨 寒くはない
湿原の渓流に放流されたカワマスの運命。
朝8時30分、牛丼を食べ北見を出発。道東の湿原の渓流の黒オショロコマとカワマス雑交F1の撮影に出発。N川水系の支流であるこの川はかってカワマスが放流されたが、今では純系カワマスはほとんど見られず、しばしばオショロコマとカワマスの雑交個体F1とおぼしき個体がみられるに過ぎない。 このところ秋の雨が続き、今日はこの渓流の水量は多い。びっしりとクレッソンの繁茂した湿原の渓流はきわめて歩きにくく、足元は細かな砂礫なので川底がとても不安定だ。強い流れで足元の砂礫が流れて崩れ、不意に足をすくわれそうになったりする。川面に灌木が覆い被さる場所も多く、過酷な川こぎで一時間も進むともうへろへろ。










オショロコマとカワマスとの雑交F1を思わせる個体。
















やっと現れた雑交F1と思われる♂は婚姻色で腹が黄色く体色は黒っぽい。もしこれが本当のF1とすれば、本州での例を見る限りこの♂の精子には生殖能力が無い可能性がある。しかし、オショロコマとカワマスの雑交個体の生殖能力に関する科学的データは今のところ無い。



ここの渓流独特の暗色調のオショロコマ♂も同様に体部色調は黒っぽく腹が黄色くなっている。







































今日はクレッソンの茂みからこの川にしては大型のオショロコマ♀も元気よく飛び出してきて釣れた。結局この日は入念に釣ってオショロコマとカワマスの雑交F1 と推定される個体を 2匹、この渓流独特の黒色調で純系とおぼしきオショロコマ15匹を釣り撮影した。このように決して魚の多い渓流ではない。撮影させていただいた渓流魚たちは全てもとの場所に丁寧にリリースした。ここでは、放流されたカワマスが在来種との交雑を繰り返し、結局在来種が滅びてしまうといった恐怖の図式は観察されない。これまでの私の観察では、むしろ放流されたカワマスの方が最終的に消えてゆくのではないかという印象が強い。

 この時期、午後4時にはもう薄暗い。午後5時にはあたりが真っ暗になる。










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お互いに姿丸見えのニジマス釣り

2012-12-13 22:17:29 | 渓流魚、蝶、自然
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2011-11-23  晴れ
勤労感謝の日で休み。あまり天気が良いので 北見市近郊のT川支流へニジマス釣りに出かけた。いつものポイントへ行くと2匹のニジマスがゆらゆら泳いでいるのが見えた。そつと振り込むと電光石火のごとく一匹がふっとんできてヒット。しかし、もう一匹はかくれてしまい、その後出てこない。
今日はよく晴れてはいるものの川は凍っているところが多く、水量少ない。次のポイントへむかうが たまりには 波や遮蔽物がなく、こちらの姿丸見えで釣りにならない。ニジマスが見えるがむこうにもこちらが見える。姿を見られてしまい、魚がすーつと隠れてしまい出てこないといったパターンが続く。200mほど遡行したがその後は魚信なく、川をあがった。寒い。この渓流のニジマスはとある理由ですべてリリースしています。





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幻の名著 大島正満 サケ科魚類論集

2012-12-11 20:19:05 | 渓流魚、蝶、自然
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寄生虫学の大先輩である大島智夫先生から思いがけず幻の名著 大島正満 サケ科魚類論集(1981)を送っていただいた。大島正満氏(1884~1965)は大島智夫先生の父親で、サケ科淡水魚類の研究家としてご高名であった。1908年、東京帝国大学理科大学動物学科を卒業後、当時日本統治下であった台湾の総督府に勤務。この時代に米国スタンフォード大学に留学し D.S.ジョーダン博士のもとで魚類研究を行った。特にサケ科淡水魚を中心に研究し台湾産のサクラマス亜腫タイワンマスを当時サラマオマスとして命名記載した。

私がこの本を見てとても驚いたのは美しいオショロコマ(カラフトイワナ)などのカラー手書き画像である。写真技術は現在ほど発達していない時代である。私はデジカメ写真を一日数百枚撮影しコンピューターでそれらを迅速に見て良質なもののみを選んでいるが、それでも撮影には相当の技術・熟練を要する。それに匹敵することを大島正満氏は当時おこなっていたのである。すなわち、彼は専属の絵師を現地調査の折りにも同行させ、その場で生きた渓流魚を描かせていたという。魚は死ぬとみるみる色彩・色調が変化する。それを正確な映像記録にとどめるにはその場で描くのが最も良いと考えていたのである。私もホルマリン標本の計測や解剖学主体の魚類分類学にはロマンを感じることはなく、デジカメ写真なしでは渓流魚とここまでかかわることはなかっただろう(要するに学者ではない)。大島正満氏は単なる魚類研究のみならず、美しい魚体に限りないロマンを感じていたサケ科魚類の愛好家的要素も大きい人だったと思う。

ちなみに、実はこの絵師は大島正満氏の実の息子さんであった。過酷な渓流魚調査同行がたたったのか、その後肺結核が悪化し亡くなられたという。



























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真狩川のアカハラオショロコマは絶滅危惧個体群

2012-12-10 20:00:09 | 渓流魚、蝶、自然
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2007-6-23 真狩のアカハラオショロコマを撮影した。
午前中は道南の千走川でオショロコマを探したが発見できず、午後は静狩川のブラウンを見た後、尻別川支流の真狩川へ恒例の赤腹オショロコマの撮影に行った。きわめて局所的な水域にのみ、ごく少数の個体が生き残っている。5匹を釣って撮影、いずれも丁寧にもとの場所にリリースした。いづれも、撮影中におびただしい数の寄生虫(小さな線虫)がエラから泳ぎだしてきた。 一匹の♂は異常に腹部が膨満してメタボリックオショロコマといった風体である。それとも何かを(例えばカエル一匹など)呑み込んだのだろうか。貴重なオショロコマなので腹を裂くことはしなかった。幼魚、若魚は釣れなかったことからもはや自然再生産が十分に行われていない印象をうけた。一時は真狩のアカハラオショロコマといえばとても有名であったが、いまや絶滅危惧個体群であることは間違いがない。最近は往年のヤモリみたいな真っ赤な腹の個体は少なくなった。しかし、この個体群の重要性に気づいている人は、私たち以外にどなたか一人でもいらっしゃるでしょうか?。


以前と異なり、必ずしも真っ赤な腹の個体ばかりではなくなったようだ。
















腹部が異常に膨満したオショロコマ











今夜は支笏湖畔に宿泊することにしたが、天皇陛下が明日苫小牧で植樹祭に出席と言うことでホテル旅館がすべて満杯。仕方なく、がら空きであったユースホステルに宿泊した。夕食はジンギスカン、温泉は8時まで男、その後は女性。泊まり客はとても少なく私たちをいれて男女8名ほどだ。私たちは8人部屋に二人で泊まった。よく眠れた。一泊二食付き5600円。

Salvelinus malma in nature in Hokkaido, Japan. Oshorokomanomori blog 5




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初夏の知床、SK川のオショロコマとキタキツネの子供

2012-12-09 19:42:51 | 渓流魚、蝶、自然
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初夏の知床半島羅臼側SK川上流、立派なたまりに地味で小型のオショロコマが群れる。

20XX年7月10日  晴れ後曇り 強風 寒い
知床半島羅臼側SK川上流の夏のオショロコマを見にいった。前年の冬はこの渓流の支流を釣ったが今日は林道が崩壊しているところから車を降りて少し歩いて本流に降りてみた。本流は今日は水量が多い堂々たる流れだ。ほれぼれするような大きなたまりもあったが、何故かとても小型のオショロコマが群れているばかりで大型の個体はいなかった。冬期の個体群と較べ大差はないものの、さらに地味な感じを受けるオショロコマ個体群であった。30匹ほどを釣り、水中で手早く撮影して全て丁寧にリリースした。かわいいキタキツネの子供がいてあまり逃げようともせず写真のモデルになってくれた。





























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2012、北見菊まつりと平清盛と秋のキノコ

2012-12-07 00:10:58 | 北見市の出来事・行事など
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2012-10-26 晴れ
この日はとても天気が良いので 第60回北見菊祭りを見に行って お菓子など買い、そのあとビール園で北見塩焼きそばを食べ、スーパー福原で買い物をして、公園町の実家で抹茶などごちそうになり帰宅した。

今年でもう60年も続いてきた北見菊祭りは、見ようによっては毎年マンネリ化傾向が著しいが、よくみると地味だが本当に沢山の協賛事業があって感心させられる。ただ若者の注目を集めるような協賛事業は皆無だ。 それでも毎回おどろくほど混んでいて土日などは駐車場は満杯。団体のバスもかなりきている。 この日私たちが昼食に塩焼きソバを食べにいった北見オホーツクビール園も混んでいて 高齢者中心の菊祭り見物大型団体バス3台でほぼ満席。 今日あらためて気づいたが菊祭りの観客はまさに高齢者ばかり。そうか、春のサクラ見物みたいなもので若者受けを狙って毎年趣向を変えたり芸能人を呼んだりするよりは毎年おなじみのパターンが安心できて良いのだ。今日はそのことにはっきり気がついた。 お花見と同じだ。毎年例年どうりにきれいに咲き誇るサクラに、マンネリだと怒る人はおるまい。別に若者がたくさん集まらなくともそれほど気にすることはないのが北見菊まつりというものだ。今年の菊人形展のテーマはNHK大河ドラマ、平清盛。人形の顔がマネキンそのものなのがちょっとさみしかったが例年どうりきれいなものでした。

秋になると日本各地、いたるところで菊祭りがおこなわれるが、お金がかかる菊人形展をおこなうところはきわめて少ない。現在 菊人形展は 南陽市、二本松市、越前市、北見市、吉野川市、弘前城、名古屋城 などでいまや伝統文化の様相を呈しつつ行われているが、開催規模は各地とも縮小傾向にあるという。菊祭りへの寄付金がこの不景気で激減していることは容易に想像される。菊人形の顔を作る費用がたりないのだろうか、衣料品展示用のマネキンの顔を代用するのは悲しい現実みたい。それでもネットなどで見た限りでは、比較の問題だが、北見の菊人形展がもっとも勢いがあるのではなかろうか。


















私は、かって旭川キノコの会の会員であったほどの大のキノコマニアです。北見にきてからは蝶と渓流魚で目一杯でキノコ探しからはちょっと遠のいています。北見菊まつりに協賛するかたちの北見キノコの会の旬のキノコ展示は毎年楽しみにしています。今年もおもしろいキノコがたくさん展示されており、自然に恵まれた北見市がキノコの宝庫であることがわかります。
















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2009年北見菊まつりと直江兼続(なおえかねつぐ)

2012-12-06 18:12:48 | 北見市の出来事・行事など
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2009-10-23(金)  曇り
北見菊祭りを見にいった。デジカメ写真をせっせと撮った。このところ風邪をこじらせて、しつこい咳がでてまいる。
菊祭りを見にきたのは本当に久しぶりだ。北見市では私が幼児の頃から秋になると毎年菊祭りをやっていたと思う。子供の頃は菊祭りというとなんだかお年寄り向きのお祭りみたいと思ってほとんどいったことはなかった。
菊人形もマネキンに菊の花を付けただけじゃあないかと心底馬鹿にしていた。社会人になってからも、仕事が多忙で菊祭りに行くことはなかったし、行きたいと思ったこともなかった。今回、何十年ぶりかにやっと菊祭りを見に行きたいという気になった。このところ風邪の悪化で夫婦して体調が悪く、とても山奥のオショロコマ撮影に行く元気がなかったからだ。 久しぶりに出かけた菊祭りには何故か感動した。むせるような菊の香りに圧倒され、その後なんとなく心安良かな気持ちになる。
さて菊祭りで心がなごむのは明らかに私たちも高齢者の仲間入りをしつつあるのだろうか。この年の菊人形展のモデルはNHK大河ドラマ天地人。ひたすら自分の利益のみ求める戦国時代に 愛 を重んじ 義 を貫き通した上杉家の武将の直江兼続(なおえかねつぐ)が主人公。NHKの予算の関係か、ドラマでは野外の合戦シーンが極端に少なかった。






























































菊祭りで心がなごむのは明らかに私たちも高齢者の仲間入りをしつつあるのだろうか。この年の菊人形展のモデルはNHK大河ドラマ天地人。ひたすら自分の利益のみ求める戦国時代に 愛 を重んじ 義 を貫き通した上杉家の武将の直江兼続(なおえかねつぐ)が主人公。NHKの予算の関係か、ドラマでは野外の合戦シーンが極端に少なかった。





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2011年、北見菊まつりと戦国の姫たち

2012-12-05 20:24:16 | 北見市の出来事・行事など
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2011-10-28 (金)  晴れ のち曇り 寒い
今日は午前中、北見市近郊のT湖へ出かけたが、そのあと会期が終わりに近づいている恒例の北見菊まつりを見に行った。出し物の目玉は菊人形展。今年はNHK大河ドラマ、江(ごう)をテーマにしている。いつも会場へ入ると強烈な菊の香りが辺り一帯に立ちこめて頭がくらくらするが、やがて鼻が馬鹿になり何も感じなくなるのは不思議である。それにしても、こんなに沢山の菊の品種があるとは、毎年のことながら圧倒されてしまう。















































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2010年、北見菊まつりと坂本龍馬

2012-12-04 22:11:07 | 北見市の出来事・行事など
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2010-10-23(土) 快晴
午前中、庭の畑で最後のトマトを収穫。もうかなり霜にやられている。この時期、山全体のマユミがピンクの実をつける場所があり、見にいったが何故か今年はマユミの大群落はまったく実をつけていなかった。

午後は、毎年恒例の北見市の菊祭りを見にいった。駅裏の広大な会場の銀杏並木では道路に落ちたギンナンを拾っている人たちがいた。今日の菊祭りは好天のせいか、かなり混んでいて駐車場はほぼ満杯。会場では強烈な菊の臭いがものすごい。会場は菊、菊、菊。一面、色々な種類の菊だらけ。世界中で、こんなに沢山の菊があるのは、ここ北見市菊祭り会場だけだろう。菊人形展は毎年のNHK大河ドラマをテーマにする。今年のNHK大河ドラマ坂本龍馬。ここでは述べませんが、実は北海道北見市の開拓と坂本龍馬とはかなり深い関係がありました。

北見界隈の物産店で身障者施設の人が作ったきれいな座布団を1000円で買った。売り子のおばさんにのせられてシュークリーム風御菓子を買った。公園町の実家にもどり抹茶と御菓子。また太りそう。 そこで夕食はソバとウィンナーのみとした。










私たちが花火と呼んでいるきれいな大輪の菊たちです。







































実際に坂本龍馬が使って討手を撃ちたおしたという拳銃です。


こちらはおもちゃのようです。












北見市の物産展にて






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日高山系、沙流川源流の灰青緑色腹部銀色オショロコマ

2012-12-03 18:57:35 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年9月19日(月) 晴れのち曇りのち豪雨
日高山系沙流川水系源流域に棲む灰青緑色で腹部は銀色のオショロコマを撮影

最源流域から数km下ると、この水系には水量の多い実に見事な流れの水域もある。その多くはかなり深い函や崖の下、相当の藪こぎを余儀なくされるところに川があり、釣り人を容易には寄せ付けない。そこへ入って行くのはヒグマの恐怖もさることながら体力的にも並々ならぬ決心のいることだ。

なんとか入って行けそうな場所をさがし、そこから思い切って川へ向かって降りてみたら、比較的容易に川岸に降りられるところが唯一カ所あった。ごうごうと流れる水は限りなく清冽。水量きわめて豊富で水温は12度C。

この水域のオショロコマは腹部や体側が銀ぴかで淡い灰緑青色調、赤点紋理はオレンジで小さく目立たない、いままで見たことがない変わった外見の個体群であった。成魚が多く釣れたが、かなり一定した特徴である。この渓流の、この水域の個体群の特徴とおもう。概してやせており、銀ぴか個体はスモールト化した個体のようにも見え、知床の降海型オショロコマをおもわせる。(その理由は後にわかった。)流れが速く、川岸は岩だらけで水面が落ち着かず不安定のため水中写真の撮影は難しかった。せっせと釣っては撮影し丁寧にリリースを繰り返した。

 雨が降り始めあたりが暗くなってきたので釣りと撮影を中断せざるを得なかった。川から急な斜面を登って林道に這い上がった。やがて思いもかけない本格的な土砂降りになってきた。山奥の林道での集中豪雨は危険だ。林道が落ち着いている内にとえんえんと走り続け、やっと国道にでた。

十勝清水から高速で足寄にでて陸別経由で北見に帰ったが今日は本当に疲れた。









































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