産業の転換に思いが行かない訳

この世界の経済社会の行き詰まりは産業の行き詰まりに原因している思うが、(産業構造の転換)の声は個人以外、社会的仕組みの中では殆ど聞いいたことがない。
 声にならない理由をこれまでも考えてきたが、一つ追加したい。
 産業構造の転換を仕組みとしてするには政治か産業界のイニシァチブによると思う。
 政府が指導性を発揮できないのは、お金がないことと、財界に頭が上がらないからではないだろうか?財界が政党を評価し政治資金を与える関係にある。
 経済界の産業を担う企業は、目先の経済競争で、産業転換する余力を持ち合わせていない。
 政治権力や・スポンサーの財界・代弁者のメディアは都合のいい学者を利用こそすれ、都合の悪い学者は相手にしない。
 全部とは言わないが、そんな大きな枠で動くから、図書館で見つけるような学者の声は表には殆ど出ない。
 しかし、道理は道理だから時間はかかっても、色んな形で、色んなルートで表に出て小猿を得ない。

 話は飛ぶが、次期首相の鳩山氏は炭酸ガスの削減目標を大幅にアップしたが、
 これは面白い。(唯一の期待)
 否が応でも、政府は産業界とまともに向き合いリードしなければならない立場に自らを持って行った。
 これは温暖化対策だけでなく、日本の政治の構造をこれまでに無く大きく変える可能性?は持っている。
 
 
 
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