リーダーの今の意識空間

昨夜、国連総会でのオバマ大統領の演説を聞いた。演説の中で(地球的課題)(この宇宙の星)(子供達に残す4つの事) など分りやすく格調の高いものだった。
 世界全体を視野に納めたスケールの大きい演説だった。彼の理想が実現されるよう願ってはいる。
 アメリカの大統領を相手に評論する立場ではないが、年が年だから少しは許されるだろう。
 【地球的課題】と【子どもに残す】で部分的な言葉としては地球とその将来を見ている感じではあった。
 しかし、全体的には地球の内側から地球を論じているようで、地球のや宇宙の言葉が装飾的に聞こえた。
 地球をもっと対象化し認識しない限り、文化や産業全般についての見直し発想する事はできないのではないか?
 オバマ氏が(チェンジ・変化)と言い(転換)としなかったのは偶然ではなく
認識から生まれた言葉だと思う。

演説を聴いていてよかったのは、日本のメディアが(グローバリゼーション)の言葉をアメリカを中心とした経済的な国際関係を指して使う事が多いが、オバマ氏は文字通り地球上の全ての国を指しているようだった。
 演説の中で世界の3つの宗教の根源に触れた。根底を見出すか、地球の外に立って、全体をありのままの事実を
 はっきり見てとるか‥ なのだが‥ 
(年寄りに付き、己をわきまえず言わせて貰う。)
 
   
  
 
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