鳩山新政権

昨日、認証式を済ませ、正式に発足した。記者会見などを見ていると、全体的にこれまでより清新なものを感じた。
 脱官僚・政治主導へ、国民生活重視、主権在民、自立した外交、党首は(友愛)と一言で表現もした。財源なきばら撒きと批判されたマニフェストの実行は10月国会と来年度予算編成作業で早速始まる。

 
 当然成功するよう願ってはいるが、目先は変わっても地球的な自然条件をベースとした視座を持たない政権構想は必ず行き詰まるだろうと考えざるを得ない。新首相は「未知の世界に遭遇していく。失敗もあろうかと思う。その時は是非、内向きなならず外向きに」と仲間に訴えたそうである。
 その通りだ。似たもの同士の交代劇や、離合集散では間に合わないはずだから、
そういう時こそ仲間内だけではなく、立場や発想を異にした人間に目を向け十分話し合えば、何が不足し何が必要かが見えてくるものだ。
 
発想の問題だから誰が方向転換してもいい。
発想は政府だけの責任ではなく、メディアや学者をはじめ全ての国民一人ひとりの責任と意識が問われる。
そういうものだと考えているオヤジが、一人や二人いてもおかしくない。
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