今の経済は壊れるのが当たり前

学生時代、高度経済に入り、地域・社会・家族など生活から何から急激に変わって行った。
 そのころ、工場が大量生産でベルトコンベアで作業が進められ、やがてロボットが登場すると聞いていた。(今は正にそうなったのだけど)そうなると、経営者は儲かるけど働く人はどうなるのか?と少しは気になっていた。
 そして、あれは自然な感覚だったのか、今は経営者が豊かになっているかどうかは別にして、経済格差も貧困層も広がっている。
 そればかりではない、経営者は物を沢山生産するが庶民は貧しいからそれを買えない。
 結局需給ギャップでデフレになり、経済活動そのものが縮小している。
 こんな論理は子どもでも分ること。
 しかし、経営者はグローバルな世界と競争するためにその資金が必要である。 それもその通りである。
 この当たり前の二つがぶつかり経済は行き詰まり、2つの立場は綱引きをしている。
 これが現在の経済である。
 だったら、富を仲良く分け合えば経済は持続発展するか?
 
生産者も消費者も、富の元をどこから持ってきているかに蓋をしている。
 これでは持続発展するはずがない。
 100年に1度の経済危機や資源高騰でパニクった背景はこれと関係なかったか?
 
 経済は何時何が起きても不思議ではない。
 「今の経済は壊れるのが当たり前」を前提に株のリスク管理をしないと どエライ事になる。

 
 
 
 
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