大事な事から先にやろう

超大国アメリカは失業者を沢山出しながら世界のマネーゲームをリードし、第二の経済大国日本は世界的に国内的に行き詰まり出口が見出せない中で、国を挙げてメディアを先頭にパワーゲームに耽る。年内に経済大国日本の座をひっくり返す中国は消費天国の真似事に余念がない。
　こんな事に何時までかまけているのだろう？
　さて置いてやらなきゃならない事は無いのだろうか

　　　　　（私）も同じ

　　　　　　　　　　　　　　大事な事から先にやっておこう

今、思う。

国語の教科書の読解教材は物語文と説明文があり、前者は実際にはない創作されたもので後者は事実に基づいて書かれ、伝える要素は５Ｗ１Ｈ等と、教師現役時代、教科書を中心に指導してきた。
　自分自身も小・中学校でそう教えられ、当然の事と理解していた。
　今、それを深く反省している。
　この所のテレビや新聞のニュースは政治的に一方に荷担した一方的な（事実）がニュースの形で、言わば政治活動として報道されている。
　教え子が　ニュース＝事実＝真実　と理解するのは指導の結果と言えなくもない。
　同じように、歴史や世界は（これも教科書通りだが）日本を中心に欧米の先進性、アジアやアフリカの後進性を何の疑問も持つことなく客観的事実であるが如く指導してきた。
　これも、いくつかの特殊な条件を前提にした認識でしかないことを　今になって知る。
　他の先生方同様、大学で教員に生る為の勉強をし免許を取り採用試験に合格して教員になったが、それは自分が単に（教員）と言う官が作った役人だったのではなかったか？

　だからと言ってやってきた仕事を全面否定するつもりはない。
　ただ、自分では　精一杯闘ってきたつもりではいたが、変な世の中を作るのに　自分も手を貸してきた‥　　と、今思う。