崩れと胎動の役割?



支配体制すら崩して暴走してるのを見ると「とんでもない災害を蒙らない限り」、と悲観的になることもあるが、そればかりでもなさそうだ。

 日本の権力を支えた農村は荒廃し、街中はあちこちシャッターが下される。TPP参加問題に見られる 支配構造の崩れは 覆うべくもない。

 地球経済にとって無視できないCOP17やEUの金融危機に対し、従来世界的なリーダーであった覇権国家・超大国アメリカは昔日の観である。
 
   一方、世界市場のアジアへの移動やウォール街の「私たちは99%」のデモをはじめ根源を問うような 芽吹きなどの変化も見られる。

 

 歴史の転換には「崩れと胎動」の2つが必要なのかもしれないが、今は前者が主役を演じて      いるようだ。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )